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    <title>ウンコ通信（U-MAIL）</title>
    <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/</link>
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    <language>ja</language>
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    <pubDate>Wed, 02 May 2012 14:59:57 +0900</pubDate>
    <item>
      <title>「信じられない日本の落ち込みぶり」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/05/01/6432257</link>
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      <pubDate>Tue, 01 May 2012 14:59:15 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-05-02T14:59:57+09:00</dcterms:modified>
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      <description>えー、日本の近未来についての、キビシイ評価。１９７９年生まれ、ハーヴァード卒の、ＮＹタイムズ最若年コラムニスト、ダウザットの辛口コラムご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
「INCREDIBLE SHRINKING COUNTRY」（０４／３０）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「信じられない日本の落ち込みぶり」　ロス・ダウザット&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
１９９２年のＰ・Ｄ・ジェームズの小説「THE CHILDREN OF MEN」（人類の子供たち）は世界の男性の人口が繁殖しなくなった未来を舞台にしている。一人の年老いた英国人が、人類の徐々の消滅に順応する。女性たちは、乳母車に人形を乗せる。家族は子猫を洗礼する。ショッタレた男のリビドーを刺激する国営の「国民ポルノ・ショップ」まである。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
自殺が盛ん。移民は労働力として歓迎されるが、年老いて働けなくなれば追い出される。地球上で最後に生まれた子供、「オメガ」は、傲慢で反社会的、破壊的な性格に育つ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ジェームズの小説では、最悪のディストピア（地獄世界）として、イロイロな実際の傾向が誇大化されている。先進国全体の出生率低下、オランダやスイスの自由意志安楽死の拡大、増加する移民人口を吸収しようとするヨーロッパの悪戦苦闘など。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし、とある先進国の「人類の子供たち」は特に予言的存在やねん。現在の日本では、出生率は極めて低く、老人の生存率は極めて高い。アメリカ、パームスプリングスの停年退職者社会に匹敵するような人口統計を示している。統計学者ニック・エヴァーシュタットは、「徐々に、しかし容赦なく、日本は科学フィクションの中でしか見られない典型社会に向かって進んで居る」と書いている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
エヴァーシュタットは、世界の出産力低下によって突き付けられたモンダイについて、書き続けている。さよ、日本は独特なケースだと。日本の出生率は１．３（１人の女性から生まれる子供の数）前後に止まっている。安定した人口を維持する線のはるか下に居る。一方で老人生存率上昇のオカゲで、２０４０年には「１００才以上の老人が、それぞれの胸に新生児を一人抱くカッコウになる」と。同じ頃に、日本全体の人口は２０％減少し、そのオソロシイ結果として、既に停滞している経済と、既にイッパイイッパイの社会保障ネットが衰退すると。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
エヴァーシュタットは、日本は急激に、統計学的崩壊に直面しつつある、と推測する。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
なぜなら、そのブンカは、リベラリズムと伝統主義が、災害を引き起こすように、結び付けられているからだ。一方では、見合い結婚と家族の義務に縛られた古い性文化が大きく崩れて来ている。結婚率は下落、離婚率はヨーロッパ北部より高い。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
一方で、婚外出産への白眼視は続いているので、未婚者は、アメリカでは当たり前になりつつある未婚の親になるよりも「自発的子供ナシ」を選ぶ。また移民に対する伝統的な疑念も強いので「２００９年、日本への帰化人口は、日本の６％しか人口の無いスイスの帰化人口の１／３しか居ない。そう言うことに冷淡なのだ」とエヴァーシュタットは言う。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
日本は先進国の中で最高の自殺率を示して居り、この１０年、インタネットを利用した集団自殺も多発している。人数の足りない結婚式への「親戚レンタル」もアリだ。またホンモノの赤ん坊に似たロボットの開発でもトップを切っているのや。いつまでも両親と暮らす「パラサイト・シングル」と呼ばれる何百万人のワカモノも居てはる。そして多分、何十万人もの「ヒキコモリ」と呼ばれる「若いオトナ」が居て、「両親の家の中で、トモダチも無く、ヴィディオ・ゲームやインタネットやコミック本の中にテメエを閉じこめる」とエヴァーシュタットは書いている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
こうした図柄の中に、ホントの楽観主義のイミがあるとしたら、それは日本人よりアメリカ人ちゃうか。２０年前、悲観主義者が、アメリカは間もなく日本に世界リーダー役を譲るのではないか、と予想した時、彼らは、今の悲観主義者がよく引用するのと同じ、アメリカ国内事情に言及したやんか。つまり、維持できない赤字、ボロボロになった社会構造、頽廃的ブンカ、競争力の無い経済などなど。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
こうしたモンダイは依然アメリカに残っている。あるものに関しては一層悪化している。しかし、今、日本が直面している状態ほどではない。アメリカの家族構成は弱体化している。しかし、高い婚外出生率は、出生率ゼロよりマシやろが。ユックリとだが、移民の同化も可能になっている。アメリカ人の信仰は、浅く、分裂気味かも知れないが、宗教制度は、なんとか連帯と向上を保っている。経済も弱く、赤字ダラケだが、次の世代に大きなツケを背負わせたりしない。日本の３０才以下の世代が、やがて大きなツケを背負うことになるのに比べれば。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
近代世界に於いては、イロイロな文明が、それぞれ異なった道を選んでいるのや。ワレワレ全体のモンダイとして、２１世紀のアメリカは、日本と同じような落日には向かっていないことに感謝すべきや。&#13;&lt;br&gt;
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。キツイのォ。日本のマイナス・データをズラリ並べたやんか。しかし、正論かも。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「ユダヤ人気質を再考せよ」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/25/6432232</link>
      <guid>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/25/6432232</guid>
      <pubDate>Wed, 25 Apr 2012 14:17:09 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-05-02T14:17:37+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-05-02T14:17:37+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、「イスラエル」の行動を批判的に見る「ユダヤ人」が増えて来ている。ナチスによる被害者感情を、パレスチナへの想像力とせよ、と言うことやろカンタンに言えば。&#13;&lt;br&gt;
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&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「A RESET IN JEWISH THINKING」（０４／２５）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ユダヤ人気質を再考せよ」　ステファン・ロバート&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
★ユダヤ人は、被害者的立場から、強力国家の道徳的、現実的な立場に変身すべきだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
１９４０年生まれのアメリカ国籍ユダヤ人として、オレは次のような主張を６０年間繰り返して来た。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「アラブは決してチャンスを逃さない」「どこか他のアラブ国がパレスチナを吸収すべきだ」「イスラエルはＧＡＺＡから撤退して、何が起こるか観察する」「パレスチナ人なんて存在しない」「イスラエルは安全のためにＷＥＳＴＢＡＮＫを必要とする」「イスラエルの批判者は、反セム族か、自己憎悪的ユダヤ人だ」「聖書に従えば、イスラエルの東端はヨルダン川であるべきだ」「１９４７年の国連分割案を受け入れないアラブを非難する」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
勿論、アラブ側は、そのスベテに反論し、不平の血をタギらせている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
強硬なイスラエル側の家庭で育ったオレは、こうした言い方の根ッコが理解出来る。オレの親父はウクライナのポグロム（ユダヤ人虐殺）からの避難者だ。自分の町を襲撃して来たコサック連中が何百人の首を斬るのを目撃した。自分自身も処刑寸前で、子供だと言うことで助かった。幸運にも、家族は１９２２年、アメリカに脱れたのや。第二次急世界大戦中に、ウクライナの村のユダヤ人は全員、侵攻して来たナチに囲まれ撃ち殺された。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ホロコーストで荒廃した何百万のユダヤ人家族にとって、ユダヤ人国家は、何世紀もの迫害からの最終的避難場所に思えたのや。奇跡的にも、イスラエルは悪夢から立ち上がって強い、繁栄する、民主的な国になった。この糸一本にブラ下がった胎児のような国家を批判するなんて考えられないことだろうが。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし最近、オレはこうしたユダヤ人の慣習的考え方に、気分がシックリ来なくなって居るのだよ。同じ主張を６０年続けて来た間に、モンダイは悪化するばかり、考え方をリセットする時ちゃうか。１９４８年以来の、特に１９６７年以降の事態の変化を認識せねばならぬ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ナニが変わったのか？イスラエルは、何千万人の敵対的アラブ隣国に囲まれたヒヨワな小国から、中東で最も強力な戦力持った国へと変わった。危険は常に存在するものの、軍事力のバランスは大きく変わったのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
エジプト、ヨルダンとの平和条約は、近隣敵対諸国への牽制となっている。シリアは国内モンダイで手一杯だ。イラクは、もう戦争どころではない。核武装したイランは、イラクやサウディとトラブルになるかも。オレの考えでは、強力大国連はイランが核武装するのはユルさないやろ。もちろん、イスラエル自体は核保持国。何世紀も被害者国だったイスラエルを、半世紀前には予想だにしなかった軍事力国家に仕立てたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
とは言っても、ユダヤ人は、長年にわたって染み込んだ犠牲者意識から、強大国としての道徳的現実的指令者へと変われるのか？&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
モンダイのある、維持し難い発展は、ユダヤ人国の存在を脅かす。さよ、約７００万人の国が、４０年にわたって４００万人のパレスチナ人の領土を占領している。実際に刑務所に送られるパレスチナ人たちは、移動と政治と市民の権利の自由を奪われている。罪状告発ナシで刑務所にブチ込まれるのや。飲料水も職も無く、ドコの市民でもないのだよ。現在のパレスチナに生まれる子供に神のご加護あれ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
６０年間も、イスラエルとパレスチナは、ゴタゴタと互いを非難し合って来た。現在のモンダイの現実的解決を求め始めねばならないのに。ドッチ側も、２国共存と言う解決法の成功が双方の利益になり、その失敗は双方の大災害になることを認識するべき。イスラエルは、パレスチナ人を自由にすることが、テメエも自由になることだと悟るべし。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
パレスチナ国の創造は、イスラエルに、事前分割された土地の７８％を残す。それは、４００万人の隣人を占領下に置くという、イスラエルの反民主的傾向をひっくり返すことになるべな。戦争と人権は両立しない怨敵同士や。世界中で、イスラエルは道徳的評価を失いつつある。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
長いこと、迫害されて来た国民が、テメエが武力を持つやいなや、暴力的に行動するなんて。１９３８年の世界を振り返って、テメエの新しい武力を、赦しのココロに利用出来ないものか？&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
平和になれば、パレスチナに於けるアラブの春の危険は後退するだろうし、双方の恐るべき殺し合いは終わりになるだろう。リーダー連が過去にコダワっていては、ゴールは遠いぜ。必要なのは、ガンジーやキング牧師やマンデラやデ・クラーク（１９９３年にノーベル平和賞受けた南アフリカ大統領）のヴィジョンと勇気やねん。双方が重要モンダイに関して互いに譲歩することや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
パレスチナは、イスラエルを、ユダヤ人国家と認めて、返還の権利をアキラメルことがダイジや。東エルサレムの一部をパレスチナの首都と認める妥協も必要。双方が、１９６７年以前の国境と、イスラエルの入植者との土地の交換を認めるべきや。多くの入植土地は解消されねばならないが。理想的には、ＦＡＴＡＨとＨＡＭＡＳが、共同の政府を作り、ＨＡＭＡＳは、支持されない条項を書き直すこと。ヨルダンとの国境に関しては、国際保安部隊が必要かも。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
多くの人が、これをムリだと言う。けれど両者は近付いて居り、最終的には上手く行く筈やねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
さよ、パレスチナ国家を認めることは、イスラエルにとっては危険があるかも。しかしユダヤ人として、テメエ自身の独立宣言と何千年の賢人の教えを無視することは赦されないことや。かつてはテメエが迫害を受けた国が、同じように隣国を迫害し、強奪し、否定するのはアカンことや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今こそ、ユダヤ人は、テメエの位置が変わったことを認識するべき時やんか。過去の擦り切れたギロンを捨て、２国共存の実現へ向けてシッカリ動く時だべさ。パレスチナとの平和的バランスは、危険を減らす。国際的エンガチョ存在であることは、イスラエルの安全を崩し、相手に優位な立場を与えてしまうがな。マルセル・プルーストの言葉を引用すれば：「発見のためのホントの航海とは、新しい土地を求めることではなく、新しい目ン玉で見ることだ」&#13;&lt;br&gt;
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ウム。このところ、イスラエルに対する、ユダヤ人の批判・反省がゾロゾロと出て来よるのォ。イランに対するツッパリなどで、ナチスの犠牲者、被害者というアドヴァンテージがドンドン目減りしている今、これは必要なケアやんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
このコラム、ジャパネスクに謂えば、「ナサケは他人のタメならず」やねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
筆者STEPHEN ROBERは、元オッペンハイマー投資銀行のオーナー、ブラウン大学総長。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「中国政治局のカネまみれの裂け目」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/24/6432231</link>
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      <pubDate>Tue, 24 Apr 2012 14:16:47 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-05-02T14:17:08+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-05-02T14:17:08+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、中国中央政治局内部のスキャンダルは、殺人までカラんで、オオゴトめいて来た。そこで、当然ながら中国に詳しいクリストフ君が、その背景を細かくレポートしている。これは単なる１事件ではなく、カネまみれ、汚職まみれの中国エリート構造から出て来た汚泥らしい。ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
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「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「CRACKS IN THE CHINA MODEL」（０４／２４）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「中国政治局のカネまみれの裂け目」　ニコラス・Ｄ・クリストフ&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
スベテは、中国・重慶市のホテルの死体から始まった。英国ビジネスマンの死体で、サケの飲み過ぎで死んだと。ところがドッコイ、彼はサケなど殆ど飲まないのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
すると、重慶副市長が町を脱出、一説によれば老婆に変装して、成都の米国領事館に逃げ込み、殺人話を告げたと言う。さよ、今や中国は、１９８９年、暴力的に鎮圧された天安門デモクラシー学生騒動以来の、巨大政治的アラシが噴出して居る。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
中国有力政治家の一人、薄煕来（BO XILAI）が、共産党中央政治局から追放されたのや。その妻、谷開来（GU KAILAI）は英国人殺害の疑いで拘束されている。不正蓄財した薄一 家のカネの海外密輸の手数料をめぐって、NEIL HEYWOODなる英国人とモメた結果ではないかと。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
薄一家のムスコ、BO-GUAGUA （薄瓜瓜）は、留学先で、共和党大統領候補にもなったジョン・ハンツマン大使の娘とのデイトのために、米国大使館に真っ赤なフェラーリで乗り付けたこともあるのや。ハーヴァード・ケネディ・スクールでベンキョーしていたが、最近姿をクラマシていると言う。父親、薄が、国家からの安い給料で、どうやって何十万ドルも掛かる英国や米国でのムスコの学費を賄っていたのか、これは大変なモンダイやんか！&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
このスキャンダルは、いわゆる中国のウワサ話。これに対し、中国政府はそれをコントロール出来ないのだよ。このスキャンダルは、中国の指導者層に大きな影響を及ぼし、真実を突いた。つまり、中国の政治モデルは精力を使い果たしたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「薄の失墜は政府勢力の制限の必要を示している」斬新な中国雑誌「CAIXIN」（財新）は論説で言明した、「その成長の現時点で、中国はあまりに多くの誘惑を提供し、カネと権力の共謀がアタリマエになった」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
現在の中国では、イイ人でも収賄する、だってミンナやってるんだもん。医者は手術前に、患者の家族から現金を受け取る。ジャーナリストは、カネを貰って記事を書く。校長はカネで生徒を入学させる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
オレの中国の友人の一人は、汚職事件の裁判官だが、被告たちからの賄賂でイイ暮らしをしている。もう一人の友人は、中央政治局メンバーのムスコだが、不動産会社に名前を貸すだけで、数十万ドルを受け取っている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
役人たちは、テメエの肩書きについて異常な権力感覚を持っている。オレが中国に住んでいた頃、妻と一緒に中堅の役人たち（その中の一人は、今政治局メンバー）とセクシーな女性秘書連が屯するパーティに出席したことがあった。すると一人の閣僚が中国系アメリカ人であるオレの妻を、その手の秘書と錯覚して、モーション掛けたのや。つまり、その晩、彼は面目をツブシたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
汚職のスケールは恐ろしいほどだ。ある鉄道カンケイの役人は、２８億ドルをポッポして海外に移した。それをニュース・メディアがレポートした。中国中央銀行のレポートによれば、１８０００人の汚職役人たちが、総計１２００億ドルを持って海外逃亡していると言う。平均すると一人当たり７００万ドルほどになるか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
その背景には、エリート族の、唖然とさせる富裕さがあるのや。３億人の中国国民が、安全に飲める水道も無い一方で、オレが訪問した実業界大物の家には、室内バスケットボール・コートがあり、ムーヴィー・シアターがあり、一尾１万ドルもする珍魚が泳ぐ池があった。中国では、権力（QUAN）とカネ（QIAN）は発音が似てる、つまり２ツは同じものなのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
これはオレが確かめたワケではない、ウワサだが、薄の妻は、英国人ビジネスマン、ネイル・ヘイウッドを通じてカネを海外に動かして居た。その手数料をめぐって、二人は口論となった。で、彼が事実をバラスぞ、と脅したので、彼女は彼を毒殺したのだと。これは飽くまでウワサだ。薄夫妻の弁護士は、夫妻が政治的ライヴァルにハメられたのだと考えている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
中国の政治組織は、こうしたモンダイを、なんとか処理している。しかし裂け目が見え始めている。ここ何年か、LI RUIHUAN（李瑞杯）からWEN JIABAO（温家宝）まで、改革派のリーダー連は、政治改革を論じて来た。党幹部自体も、だんだん責任と監視がもっと必要だと解って来たのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
リーダー連は、何年か前の中国ジャーナリスト、JIANG WEIPING（姜維平）のシゴトにもっと注目すべきだった。彼は薄の汚職を示唆していた。しかし、リーダー連は逆に、姜を刑務所に送ったのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
共産党内部にも、かなりな不満がある。間もなく辞任する HU JINTAO（胡錦涛）首席の下に凍結された政治組織のやり方について。権力はこの秋、新たな共産党リーダー、XI JINPING（習近平）に移譲される筈や。彼は自由化に向かうように見える。そう望むぜ、中国のためにも。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
フツーの中国人の見方は、アキラカにそれとは矛盾している。それは今、中国中に広がっているジョークに表れている、こう言うジョークだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
政治犯が収容されている QINCHENG（秦城監獄）で３人の男が会った。１番目の男が言った、「オレは薄に刃向かって、ここにブチ込まれた」２番目の男が言った、「オレは薄を支持してブチ込まれた」すると３番目の男が言った、「クソッ、オレが薄だァ」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。クリ君のコラム最高！今の中国の状態がワカル、ワカル。陰湿な権力アラソイで、カネしか信じられへんのやろ。独裁シホン主義は、汚職金満エリートと貧窮庶民との間に、白髪三千丈のサベツを生み出すのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし、薄というご仁、父親はかつて文革で下獄し、毛沢東死去後復権して、副首席にまで昇りつめた政治家。しかし、その妻は文革時の拷問で自殺したらしい。だから薄自身はいわゆる太子党だが、チョイと暗い血筋も負っている。モンダイの真っ赤なフェラーリのムスコも、後妻との間の子供。ウオールストリート・ジャーナル紙面に載っている姿は、オンナ友達とアソビ惚けているアホ青年としか見えないが。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
まァ、それはともかく、これほどの量のカネ汚職と国外逃亡エリートが居るとは知らなんだ。やはりこれは、アメリカと変わらぬ末期シホン主義シンドロームやんか。日本も、ようやく最近になって、アメリカ仕掛けの「構造改革」とやらのデタラメがハッキリして来た感がある。小泉時代のデタラメの反省もない学者も居てはるし、サッサと宗旨替えした学者も居てはる。やはり歴史の長いスパンの上で、スベテを振り返り、予想し、対応するのがホンモノの経済学者。１９１９年のヴェルサイユ条約の苛酷さを見て、ドイツの復讐を予言していたケインズ先生の如き。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
冷戦終結、ソ連崩壊から直ちに「歴史のオワリ：アメリカの天下」を予想した早トチリのアメリカ学者も、アメリカ経済崩壊前後に、ユニラテ自説を撤回したやんか。ニンゲン、マチガッタと思った時は、サッサと謝った方がエエンちゃうか。さんざん世間に迷惑掛けておきながら、シラン顔で、値上げの権利主張するデンキ村王族には、さよ、「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」と、一線上に続く原子からのタタリが、必ず降り掛かるぞよ。南無三・ＡＮＤ・喝！&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「少子化を考えよう」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/19/6423080</link>
      <guid>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/19/6423080</guid>
      <pubDate>Thu, 19 Apr 2012 16:43:07 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:43:22+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-04-23T16:43:22+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、日本でも「少子化担当」大臣なんてのが居てはる。先進国の業のヒトツやんけ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
でも、先進国の中にも、それにチャンと対処している国もあるのや、ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「MIND THE BABY GAP」（０４／１９）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「少子化を考えよう」　スティーヴン・Ｐ・クラマー&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
★出生率低下をどーにかせねば、先進国はオソルベキ不均衡に直面する&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
後進国（開発途上国）が人口過剰病に苦しむ一方で、先進国（開発済社会）は、その反対のモンダイに苦しんでいる。出生率のあまりの低さに、どの世代も、前の世代より人口縮小しているのや。多くの南部・東部ヨーロッパ、オーストリア、ドイツ、ロシア、そして先進東南アジア諸国は、オドロクべき低出生率を示している。女性は平均、１．５人しか子供を生まず、同じ人口を維持出来ない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
同時に、これらの国々の長寿率は記録的な高さに達している。結果として、依存率（労働人口の非労働人口に対する比率）はドンドン悪化し、留まることが無い。さらに事態を悪化させているのは、労働世代の減少から来る経済成長率の低下。老化社会は、急激なテクノロジー変化の中で、キビシイ時を迎えているのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
人口減少は、先進国世界に危機を突き付けている。でも、それは避けられないことではない。歴史は示している、各国政府が、タダシイ政策を採れば、出生率を人口維持できるレヴェルまで上昇させることは可能だと。例えば、フランスとスエーデンは、思慮深い、包括的で首尾一貫した政策によって、人口減少を大きく回復させたのだよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
フランスは１９世紀に、真っ先に出生率低下を経験した国。フランスのリーダー連は、１９４０年、経済的社会的進歩の統計的停滞という国家の挫折を非難した。フランスが自らのステイタスを取り戻すためには、社会正義、強い経済、そして人口増加の促進と言った新たなダイナミズムが必要だった。そこでフランスは、先ず子供の居る家族への金融的支持という気前のイイ計画を始めたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
スエーデンは、１９３０年代に、極端な低出生率に苦しんだ。「大恐慌」のドン底で、政権取った社会民主党の、経済戦略家ガナー・ミルダルは、妻アルヴァとともに、人口危機に関するベストセラーを書いた。その趣旨は、もしスエーデンが出生率を押し上げるつもりなら、女性は、育児と同時に職業を持たねばならない、と言う当時としては革命的な意見だったのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
子供は社会にとって重要な投資だが、それぞれの家庭にとっては経済的負担だから、政府は子供の居ない、もしくは少ない家庭から徴収したカネを、子沢山の家庭に再配分するべきだ、と意見は続く。政府は、フツーの人々が、望み通りに結婚し子供を作るのに障害となる、子育ての莫大なコストを除去しなければならない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
現在、フランスとスエーデン両国は、ＧＤＰの約４％を家族支援に向けて居る。スエーデン・モデルでは、新しい両親に、それぞれのサラリーに応じて１年間の有給休暇を与え、それは母親と父親の間で頒けられるようになっているのや。殆どのスエーデン人は、自分の子供たちを、有名な公共幼稚園（PRESCHOOL）に送り込む。女性たちは、産児休暇後、フルタイム、もしくはパートタイムで、元の職場に戻れる権利を持つ。フランスのシステムでは、母親にもっとカネの面で奨励を与えるが、幼稚園にはあまり注目しない。現在、両国とも、健康的出生率を保っている。フランスでは、ほぼ現人口維持の線まで、スエーデンでは、それよりチョっと低い線まで。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
フランス、スエーデンと違い、出生率を推進しようとする他の国々では、非効率な政策を採ったり、全く政策が無かったり、またはブンカ的な障害に遮られたりしているのや。こうした国々では、政治家たちは、人口減衰に対して一種の宿命論的アキラメの感情を持っている。ヒトツには、こうした国々は、まだ裕福な社会であり、出生率下落の影響をまだそれほど感じていないからだろう。人口減衰は、自然の成り行きで、差し迫った危機でない限り、政治家たちは、このモンダイを後回しにするのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし、人口統計学は自動調節とは異なり、有効な人口政策は政府に、出生を促進する、長期の投資を要請するのだよ。と言うことは、財政緊縮の時期に於いても、大きな金融的支持が必要なのや。人口政策に関しては、そんな短期の対応はイミが無い。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
男女同権も重要な要素だ。慎重に計算された移民受け入れとか、伝統とは異なる家族構造、たとえば婚外同棲を容認するとか。結局、伝統的家族にコダワる国々、ドイツ、イタリー、日本などでは、出生率が低くなる。対照的に、出生率の高い国々は、結婚外の子供がドッサリ居るのやねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
出生増進政策を目指す政府は、困難な闘いを強いられる。フランスやスエーデン式の計画はカネが掛る。金利に苦しみ、伝統的家族の怒りを買う。だから、多くの先進社会がナニも出来ないか、あるいは中途半端な政策しか取れないのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。まァ大体は周知のコトだが。フランス・スエーデンの実例は参考になるかも。コラムの筆者スティーヴン・フィリップ・クレーマーは、アメリカ防衛大学？（NATIONAL DEFENSE UNIVERSITY）の 基本戦略学教授。ここに述べた意見は彼自身のもの。５、６月の「FOREIGN AFFAIRS」に載る予定の記事との、関連ヴァージョン。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「大英帝国の後を追うアメリカの没落」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/18/6423079</link>
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      <pubDate>Wed, 18 Apr 2012 16:42:33 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:43:01+09:00</dcterms:modified>
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      <description>えー、アメリカの終りを眺めるアフリカ系イギリス人の述懐というか・・・ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「AS BRITANNIA CEASED TO RULE,SO WILL AMERICA」（０４／１８）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「大英帝国の後を追うアメリカの没落」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ＫＷＡＳＨＩ  ＫＷＡＲＴＥＮＧ&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
（ロンドン・発）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
★現在のネオコンは、多くのアメリカ人が忘れたがってる過去の亡霊みたいに見える。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アラブの春、興隆する核パワーのイラン、止まらないシリアの暴力、それに関わるのにコシが引けてるアメリカ、これらはすべて、アメリカの弱さのシグナルだべさ。世界のポリスマンとしてのアメリカの役目のオワリとは言わないまでも。オバマ自身、去年の演説でこう言ったやんか。「抑圧が起きたらドコでも、アメリカは軍事力を行使する、というわけには行かない」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今日のアメリカの立場は、１９４５年の英国の状況を思い出させる。莫大な借金と国民皆保険設立、その他福祉国家としてのフトコロ勘定から、英国はもはや大英帝国を運営出来なくなっていたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
加えて、一世代ムカシ、世界の海を制覇していた誇りある英国は、疲れ切っていたのや。帝国としての運命を遂行する意志力を失っていた。アメリカは、さらに弱体化して居り、英国風帝国主義への信念などカケラも無いのやねん。アメリカ国民は、世界覇権者としての自らの役目については、いつだって曖昧模糊としていたのだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
現在のアメリカの撤退は、伝統的な孤立主義に因るものではなく、現実的な必然からだ。第二次世界大戦後の英国に似て、現在のアメリカは、もはや帝国主義を維持する金融的資力を持っていない。アメリカの帝国主義について言えば、それは気乗りしないまま、遂行して来ただけとも言える。イデオロギーのナンヤカヤよりも、赤字と借金が、帝国主義の夢にダメージを与えたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
オレの両親は、英国パワーが衰退して行く頃の、アフリカ黄金海岸で育った。だから、オレ自身も、帝国主義の崩壊現象に、直接的なカンケイがあると感じているのだよ。黄金海岸はスエズ危機の翌年、１９５７年にガーナ国になった。現在オレは、英国議会議員として、帝国主義については、複合的な見解を持っている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第二次世界大戦が、大英帝国の終焉と認識されているように、未来の歴史家は、２００８年の金融危機を、アメリカ帝国の終焉と視るに違いない。さよ、アメリカ勢力の後退、特に中東からの撤退は、世界に、潜在的な不安定、不確実さを遺したのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
１９８９年、世界に跨がる巨像に見えたアメリカは、実はずっと小さな存在だった。その時に出た記事「歴史の終局」は、逆説的にだが、マジに受け取られた。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アメリカはモーレツな帝国パワーなどではない、という疑いは、常に残されていた。アメリカは外国の国土を直接、無期限に統治することを求めたことはイッペンも無い。日本、ドイツ、英国、そして最近ではサウディ・アラビアに於けるアメリカ軍基地の存在は、ソフトな帝国主義に見えるけれど。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
冷戦期間中、アメリカはテメエを「自由世界」のリーダーと見做し、歴史上のどの帝国より大胆に、モラルの指導者を気取っていた。その支配力は、占領ではなく、同盟国の武力、直接の支援、社会的経済的な例証に拠っていたのや。この１０年に限って、アメリカは、イラク、アフガニスタン、リビヤを誰が統治するかをキメるために、軍事介入を行なった。世界のポリスマンとしての責任の取り方は、帝国としての行動ではない。アメリカは何時だって、これを認めたがらないのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この時期に、ネオコンがオオッピラな帝国主義を信奉するってのはビックリやねん。英国風な武力行使にコシが引けてるアメリカの外交政策が、彼らにとってはイラツキのモト。ネオコンは、ノロマな生徒のようなアメリカに、不自然な役割を演じるように強制してるのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
国際政治のゴタゴタに巻き込まれることへの慎重さが、独立以来ずーっと、アメリカの国家政策だったやんか。ジョージ・ワシントンの有名な説諭「外国との・ゴタゴタを・避けるべし」は歴史のウソの引用の最たるもの。この３フレーズに圧縮されたのは、ヨーロッパのツマラナイ喧嘩に巻き込まれまい、という微妙な思惑なのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
１７９６年の辞任演説のドコにもこのフレーズは見当らない。しかし、後任のリーダー連はみんな、ワシントンの警告に従ったのや。後にウッドロー・ウィルソンは、対外自己抑制について説教垂れた。そしてヴェトナム戦争は、アメリカ国民に、アメリカのチカラには限界があることを教えたのだよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
現在、ネオコン連は、アメリカ人がむしろ忘れたい過去からの風変わりな姿の連中に見える。この２３年の間に、ワレワレは、リベラル資本主義と民主主義が圧倒的に支配する「歴史の終末」から、オバマの、アメリカの出来ることの限界についての片足引きずった宣言まで、やって来たのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
金融危機と積み上がった借金が、究極的には、アメリカの帝国主義行動にオワリをもたらしたのや。経済がちょいと回復したとしても、アメリカが２００３年のイラク侵攻に見せたような単純さと浮揚力を以て、戦争に突っ込みそうには見えない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
大英帝国の歴史が、どんなカタチの帝国も間違うことを示しているのや。先ず第一に、帝国はあまりに高くつく。アメリカ経済が反発したとしても、その規模は比較的小さいものに留まることを、中国や新興諸国の興隆が示している。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
さよ、１９４５年、１９８９年に於ける優勢さは望むべくもない。だから孤立的リーダーシップよりも、多数国参加の行動に傾くのやねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第二に、英国が認識したように、帝国を維持するには、トテツモなく膨大な計算と知識、そして経験が、必要だ。それは現在世界のどの勢力も敢えてココロミようとはしないシロモノや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
イラクとアフガニスタンは、アメリカに、こうした教訓を与えたんちゃうか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。KWASI KWARTENG（クワシ・クワルテン？）は１９７５年生れの英国保守党党員。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
文中にあったように、両親は１９６０年代、ガーナから英国へ学生として移民。彼自身は国王給費生としてイートン校へ。トリニティ大学で古典と歴史を学ぶ。ハーヴァード大学ケネディ奨学金を受け、ケンブリッジ大学で歴史学の学位を取る。金融サーヴィスのアナリストとして活躍後、英国議会のメンバー（ＭＰ）となる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
２０１１年、大英帝国の遺産について「帝国の亡霊」（GHOSTS OF EMPIRE）を書き、ジャーナリズムに話題を提供する。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
写真で見ると、ブルーのシャツとセーターがよく似合う、メガネかけた、温和な感じの黒人だが。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「米国の新聞はカネモチの玩具になった」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/17/6423078</link>
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      <pubDate>Tue, 17 Apr 2012 16:42:06 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:42:30+09:00</dcterms:modified>
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      <description>えー、アメリカでは、落ち目の都市日刊紙が、カネモチの玩具乃至は個人的ＰＲツールとして買収されているそうな。テキトーに割愛しつつ、その状況をお伝え致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「IN U.S.,NEWSPAPERS AS TOYS OR SOAPBOX FOR THE WEALTHY」（４／１０）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「米国の新聞はカネモチの玩具になった」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
（ＮＹ発）デヴィッド・カー&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アメリカの大都市新聞ほどミジメなものは無い。先ず、読者がゾロゾロと居なくなった。そして広告主が続いた。所有者一族は退場し、ヘッジ・ファンドなど金融カンケイ者が、市場の底値を狙って買収している。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
多くの小さなコミュニティ新聞は安定しているし、大きな全国新聞は、まァそれなりにやっている。しかし中規模の地方や都市の日刊新聞は崖から転げ落ちた。全体として、新聞産業は７年前の半分の規模になっている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
多くの新聞が利益を出せない経済状態で、その借金を引き受ける多くの買い手が押し寄せる。誰が所有者になるのかって？カネモチ連中さ。暮らし向きがイイだけではなく、とっくに単調な経済生活から離れている連中。さよ、カネの掛かる趣味はイッパイあるさ。でも、アンティーク・カーや１９世紀の風景画を所有するのはタイヘンだ。新聞は利益は出ない。でも新しいカタチの見栄なのさ。なんてアイツはカネモチなんだ、新聞を持ってるなんて！&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
昨年末、あのウォーレン・ビュフェットが、自分の会社、バークシャ・ハサウェイを通じて「オマハ・ワールド－ヘラルド」を２億ドルで買った。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
他にも、同じ頃、カネモチ開発業者、ダグラス・マンチェスターが「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」を１億１０００万ドルで購入。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
先月末には、ヘッジファンド経営者で、女性議員チェリー・ピングリーと結婚したドナルド・サスマンが、会社を通じて、「ポートランド・プレス・ヘラルド」を購入。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
先週初めには、ニュージャージー南部の民主党パワー・ブローカー（アクセス管理）、ジョージ・ノークロスⅢ世、駐車場経営者ルイス・カッツなど、フィラデルフィアの大金持ちビジネスマン・グループが、「インクワイア」「デイリーニュース．ｃｏｍ」などを所有する「フィラデルフィア・メデイア・ネットワーク」を購入。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
こうしたことから、メディア・コラムニストたちは、編集の独立性に疑問を持っている。しかし、編集モラリズムはムカシの贅沢と言うべきやろ。新聞が独占的で、誰もがその手を借りたかった頃の。今や新聞を売ることは、中古の四駆ハンヴィーを売るようなもの。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「フィラデルフィア新聞」はこの５年間で４回も持ち主が変わった。最近の売値５５００万ドルは、２００６年の価格の１０％に過ぎない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第二次世界大戦前には、新聞は、政治・ビジネス関係者の持ち物で、彼らは自分の行動計画を推進するために利用したのや。ランドルフ・ハーストやロバート・マコーミックは、自分の新聞を目的果たすための棍棒として使ったのだよ。新聞がさまざまな金儲けを始め、専門化され、編集スタンダードが吹き込まれたのは、戦後のことなのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「オレたちゃ、初期に君臨していた所有者のカタチに戻りつつあるのや」新聞コンサルタントのアラン・ムッターは言う。「新聞のチカラが弱まるにつれて、誰もが、トロフィーとして、テメエの演壇として、個人的表現として、新聞を買収するようになったのや」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「フィラデルフィア新聞」は結局、新オーナー連の猫ジャラシになるのがオチやんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アリゾナ市立大学で教鞭取っていたマリモウ氏は、買収後に悪評受けた前述のフィラデルフィア・グループの、ノークロスとカッツの依頼で、「インクワイア」紙の編集長に戻った。彼は言う。「オレが戻って来たのは、このオーナー・グループが、いろいろなコネクション風評にも拘らず、ニュースの印刷とオン・ラインに興味を持ち、それがフィラデルフィア地域の人々に役立つと信じたからや」「そして長期的には、非常に儲かるビジネスになると信じてるのさ」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ジャーナリズム・オタクの楽観主義者として、オレはマリモウ氏を信じる。ただ「非常に儲かる」かどうかはワカラナイが。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。アチラの状況とは、イササカ異なるが、日本の新聞紙も、既に、かなりアブナイ。かつてのバカバカしい量販競争の遺した、人件費の嵩む新聞販売店の組織と、記事内容のオソマツサの両方から。ビュフェットのような、天才的経済人とは月スッポンの、時代錯誤ワンマン耄碌親爺が未だにエバっているのが現状やんか。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「アメリカ・ユダヤ人の分裂」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/17/6423077</link>
      <guid>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/17/6423077</guid>
      <pubDate>Tue, 17 Apr 2012 10:41:39 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:42:04+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-04-23T16:42:04+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、強圧的にパレスチナ地区に入植を続けるイスラエル、それをアメリカ本土のユダヤ人たちは、どう見ているのか。年代によって２ツに分かれているらしい。ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「AMERICA&amp;#39;S DIVIDED JEWS」（０４／１３）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「アメリカ・ユダヤ人の分裂」　ピーター・バイナール&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
オレの新著「シオニズムの危機」が書店の棚に並んだ日、オレはメリーランド大学で講演した。質疑応答の時間に、陰欝な顔つきの、一人の年配のユダヤ人が立ち上がって、なぜオレがイスラエルの西岸占領を批判するのか知りたい、西岸の多くのパレスチナ人は、実際にはチャンと自分たちの領域を支配して居り、自ら平和な生活を望んでいないことを示しているのに、と。で、オレは答えた。パレスチナが自分の国が無いために、非難に耐えている一方で、イスラエルの、自国民を西岸深く入植させるために助成金を与える政策は、パレスチナ社会の武装を強めるだけではないか、と。彼は再び立ち上がって抗議し、座ってからもオレを睨み続けていた。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
次に在校生徒の一人が立ち上がって言った、オレの講義がオモシロかったと。宗教と国家との分離を信じているアメリカ・ユダヤ人の一員として、なぜユダヤ国家が必要なのか、まるで理解出来ないと。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
学生と年配のユダヤ人を指しながら、オレは言った。アナタ方２人は話し合うべきだと。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
世代的に、オレはこの２人の真ん中の存在や。学生と同じで、オレも１９４８年、６７年、７３年の、アラブ軍がユダヤ国家を征圧するぞと威嚇した、恐るべき戦争を見ていないのや。西岸を占領したイスラエルしか知らないのだ。しかし、年配ユダヤ人と同じように、オレはユダヤ共同社会がイスラエルに避難したのを見ている。ユダヤ人国家についてのオレの記憶の中には、ソ連刑務所からベングリオン空港の滑走路に降り立ったアナトリー・シャランスキーの写真と、衣食に事欠くエチオピア・ユダヤ人のイメージがあるのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
だから多分、ユダヤ人は自衛のためとブンカ的表現のために国が必要だと言う、オレの本の主張はアタリマエだが、イスラエルの西岸占領は、この国の根本である民主的理想を威嚇するものだと心配なのだ。アメリカ・ユダヤ共同社会組織の中には、この主張に対して、オレを左翼視する向きもあるのや。それはチガウで。オレは実際には、イスラエルの存立に熱心に関わり、しかし現在の方向に深く困惑しているアメリカ・ユダヤ人の、縮小しつつある中心に位置しているのだよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし、さらに静かに、ユダヤ人国家という考えに懐疑的なアメリカ・ユダヤ人の若者の一団が育って来ているのや。２００７年の調査によれば、６５才以上のアメリカ・ユダヤ人の８０％が、ユダヤ人国家という考え方を抱いているのに対し、３５才以下では、その考え方は５０％ソコソコに減る。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
シオニズムは必ずしも、アメリカ・ユダヤ人の総意（コンセンサス）では無いのだ。イスラエルの建国以前、あるいは１９６７年以前でもある程度は、アメリカ・ユダヤ人の主体は、ユダヤ独立主権という考えに疑問を抱いていた。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
オレが心配なのは、ナニかが変わらない限り、あの頃の意見分裂が、その内にまた出てくるのでは、ということや。イスラエルの西岸占領が恒久的になるにつれ、アメリカ・ユダヤ人たちは、選択を迫られることになるのではないか。あまり民主的ではないユダヤ国家か、ユダヤ人の性格を失った２国からなる国家か、のドッチかの。そして、この選択をめぐって、大きな裂目がアメリカ・ユダヤ人を分裂させるのではないか。多くの年配ユダヤ人と、多くの非・伝統的な若者ユダヤ人と。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
イスラエルを民主主義的ユダヤ国家として保全することと、シオニストの総意を維持することは、同じ混乱の両面なのや。本を出版して以来、オレは時として、アメリカ・ユダヤ人共同社会の中の、議論好きの、偏向的な人物と呼ばれている。この告発にはガッカリだぜ。オレはメリーランド大学での質問者たちを観察して、よく分かった。もし、２国家スタイルの解決がダメになれば、さらなる偏向がやって来るんちゃうか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。独立国「イスラエル」に祖先からの心情を託す、いわゆるシオニズムが、アメリカ国内では、年代によって支持％が異なるってのはオモロイ。人種、宗教によってサベツしないのがタテマエのアメリカ民主主義に一応染まった若い世代としては、歴史的な被圧迫の末に、頑なに自らの信仰をツラヌク姿勢をカタメた、パレスチナの地の集団とは、チョイと付き合えない、という気分になるのやろ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
コラム筆者、ＰｅｔｅｒＢｅｉｎａｒｔは、１９７１年、アメリカ、マサチュセッツ生れ、南アフリカからの移民ユダヤ人を祖先に持つ、ＮＹ市立大学の政治科学教授。タイム誌やＮＹタイムズ紙のコラムを書く。イロイロなテレビ討論番組に出演。今年から、ニューズウィーク誌／ザ・デーリー・ビースト紙に「ＯｐｅｎＺｉｏｎ」なるブログ開始。&#13;&lt;br&gt;
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近著「シオニズムの危機」では、「イスラエルの次ぎなる大きな危機は、パレスチナやイランからではなく、アメリカの若い世代のユダヤ人の、シオニズム離れから来る」と書いたのや。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「フランス人てナニ？」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/14/6423075</link>
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      <pubDate>Sat, 14 Apr 2012 16:41:13 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:41:37+09:00</dcterms:modified>
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      <description>えー、トゥルーズ事件が刺激した論議。国籍とはナニか？フランス国籍持っていても「フランス人らしくない」ニンゲンは居てはる。ではフランス人とはナニか？てなことから始まるコラム、特に、パリとマルセイユの比較がオモロイ。ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
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「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
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「WHO GETS TO BE FRENCH?」（０４／１３）&#13;&lt;br&gt;
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「フランス人てナニ？」　カール・Ｅ・メイヤー&#13;&lt;br&gt;
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（ＮＹタイムズ編集局メンバー）&#13;&lt;br&gt;
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フランス語は、その明晰さと精密さで知られている。しかし、一見単純な事柄について、フランス人は霧の中で立往生する。誰を以て、何を以てフランス人と定義するのか？トゥルーズ殺人事件で、この質問がさらに立ち上がって来たのや。２３才のアルジェリア系子孫、モハメッド・メラーが犯人であることは疑い無い。だが、メラーはフランス人か？&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
フランス人じゃないさ。サルコジ大統領の右翼寄り政党の４人の国会議員は、共同声明で主張した、メラーは「身分証明書以外には全くフランス人じゃない」と。&#13;&lt;br&gt;
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そりゃオカシイ。左翼系新聞リベラシオンは反駁した。「メラーは確かにバケモノだけど、フランス人のバケモノだ」メラーの幼友達は言う「オレたちのパスポートはフランス人であることを証明してる。でもオレたちゃフランス人であるとは感じてない。この国で受け入れられていないからさ」「メラーの犯罪は誰も弁護出来ない。でも彼自身はフランス社会が生み出したものやんか。希望も無く、失うものも無いのやねん。メラーを創り出したのはアルカイダじゃない、フランスさ」&#13;&lt;br&gt;
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フランス人とはナニか、ヒトツは妥協の無い同化を理想とするもの、もうヒトツは複合ブンカのゴチャゴチャに根ざすもの、という対照的なアプローチが、強くオレの興味を惹いた。イロイロな政治の書物を再読する中に、オレは首都パリに蔓延する排外的態度と、港湾都市マルセイユに典型を見る寛容な世界観の対照比較に辿り着いたのや。&#13;&lt;br&gt;
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排外主義者にとっては、フランスらしさ、は直球だ。アンタは他のアイデンティティを捨てられるか？２０１１年にサルコジはハッキリ言った。「フランスに来るならば、アンタは、国民共同社会であるフランスの、単一コミュニティを受け入れなければならない。それがイヤならフランスには来るなってことだ。ワレワレは、此処にやって来たヒト自身のアイデンティティには大いに関心があるが、そのヒトの国のアイデンティティはどーでもイイのだよ」&#13;&lt;br&gt;
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これはムカシからのナゾナゾだ。あのジャコバン時代から現在の第５共和国まで、議員たちは激しく意見を戦わせて来た。国民性とは、生れ、親、修練と同化の期間によってキマルのか？フランスの学者、パトリック・ワイルは、フランスはその国民性を「他のどの民主主義国よりも、しばしば、大きく変えて来た」と言う。&#13;&lt;br&gt;
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人はどうやって、排外型フランス市民になるのか？１９６９年に、作家サンチェ・ド・グラモンが書いたように「フランス人とは、ただネイヴィー・ブルーのパスポートを持ち、デカルトの言葉を喋るだけではなく、《ソワッサンの花瓶を壊したのは誰か？》とか《ブリダンのロバにナニが起こったのか？》とか、《チャールス・マーテルがナゼ、キリスト教界を救ったのか》を知っている人間のこと」なのや。&#13;&lt;br&gt;
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こうした排外的習性の効果は明瞭だ。現在のフランスは、人口の１０％という、欧州で最大のイスラム民族を抱えている。しかし、イスラムは分離した国民となっている。２０１１年の調査によれば、「フランスでは、どんな家系もあり得る。でもフランス市民ならアラブではあり得ない」「アラブ系フランスと言うような混血アイデンティティは、イデオロギー的に不可能なのだ」という考え方が強い。&#13;&lt;br&gt;
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ここに、フランス第二の大都市、マルセイユと首都パリとの対照がオモシロイ。マルセイユでは、８４万の人口の中、２４万がイスラムなのだ。でもスバラシク歓迎されている。此処では「人はフランス人である前に、マルセイユ人なのだ」２００５年秋、少数民族による反乱がパリ郊外で燃え上がり、多くの都市に拡がったが、マルセイユは平穏だった。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ナゼか？勿論、キモチのイイ天気と豊かな海岸が、静穏な雰囲気を醸し出すセイもあるが、主な理由は、何世紀にもわたって、マルセイユが移民を引き付ける磁場を持っていたからやねん。此処の少数民族は地域的に郊外ゲットー化することもなく、マルセイユの日々の暮らしの中に統合されて来たのや。同様に重要なのが、代々の市長が、新参者のために、規則を枉げて、特殊な職業や住居や政治的恩恵を与えて来たことやねん。さらに、人気のサッカー・チーム、オリンピック・ド・マルセイユの絆のチカラがある。このチームには多くのアフリカ系選手が居てはる。そしてトレードマークとしてのラップ・カルチャーがある。ラップは１９８０年代にフランスに来た。アっと言う間にマルセイユの移民ワカモノは、スラングの効いた歌詞で、自分たちの憂欝やフラストレーションにハケ口を与えたのや。&#13;&lt;br&gt;
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マルセイユの市民的寛容セイシンは、北方（パリ）を目指すべきではないか？オレは思い出したぜ、フランス革命前夜、義勇軍の一群が、すでにマルチ言語地域だったマルセイユから、パリに向けて行進しながら歌ったメロディこそ、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」だったことを。誰も行進する彼らに「ブリダンのロバ」の話を知ってるかい？などと訊いたりしなかった。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「新世界に於けるアメリカの位置」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/11/6423074</link>
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      <pubDate>Wed, 11 Apr 2012 16:40:52 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:41:12+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-04-23T16:41:12+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、今やアメリカの時代は終わったなんて言うハナシが花盛り。そこで、今までとは違った世界リーダーのスタイルを模索すべし、という論説が出て来る。ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
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「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
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「AMERICA&amp;#39;S PLACE IN THE NEW WORLD」（０４／１０）&#13;&lt;br&gt;
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「新世界に於けるアメリカの位置」　チャールス・Ａ・カプチャン&#13;&lt;br&gt;
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（ワシントン・発）&#13;&lt;br&gt;
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また選挙の季節がやって来た。ホワイトハウスを狙う連中は、アメリカ国民に、ワレワレの国は世界の序列の頂上に居ると自信を持たせる。ミット・ロムニーは最近、宣言した、「この世紀はアメリカの世紀だ」負けじとオバマも一般教書演説で主張した。「アメリカが落ち目だなどとヌカス連中は、テメエが何を喋っているのか分かっていないのさ」&#13;&lt;br&gt;
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ドッチも言い過ぎだけど、同じようなものだ。２ツの消耗戦争と、西欧から、ゆるやかに成長する中国と「新興国」への、力の拡散にも拘らず、経済の反撥力と優先軍事力のコンビネーションで、アメリカはこの数十年、ほぼ世界のトップをキープして来た。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
でも、連中の言説は要点を外している。アメリカの覇権への最有力な挑戦は、世界勢力の連続的再配分からではなく、微妙な変化、つまり、中国と新興国により造り出された、新型の統治と新型のシホン主義から来ているのだよ。&#13;&lt;br&gt;
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西欧時代の同義語になっていた、民主的、非宗教的な自由市場モデルが、中国、ロシア、湾岸族長国の「国家シホン主義」に挑戦を受けているのやねん。中東を横切る民主主義の足取りの中では政治的イスラムが立ち上がって来た。左翼的ポピュリズムが、インドからブラジルまで浸透しつつある。西欧の発展の道を追って、そのリベラルな国際秩序の中にテメエの位置を従順に押し戴くのではなく、新興各国はそれぞれテメエ自身の近代ヴァージョンを身に纏い、西欧の思想的な野心を押し戻すのやねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今世紀が開けるにつれ、アメリカのパワーに耐えるのは楽になって来た。むしろ大変なのは、アメリカの思想的覇権の失墜に合わせ、コンセンサスと妥協を身にまとうことだ、多様化で扱いにくい世界の中で。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アメリカのリーダー連が、この新しい現実が見えず、西欧価値観への従属を期待するなら、新興勢力を誤解するだけでなく、西欧基準の統治に飽きた多くの国々を遠ざけてしまうことになるだろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この転換は容易ではない。建国以来、アメリカのエリートも大衆も、テメエのモデルの普遍性を信じて来た。そして冷戦終了以降、もっぱらその確信を深めていたのや。ソ連崩壊後は、民主的資本主義だけが、世界でただヒトツのゲームに見えたのだよ。でも、その「歴史の終り」の確信は続かなかった。多くの開発途上国がここに至って、永続性のある代替物となり得る、近代ブランドを連帯させるに必要な経済的政治的手段を獲得したのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
例えば、この３０年の中国の発展は、欧州やアメリカが辿った道とはまるで違っている。西欧の興隆は、絶対王制を転覆させ、政治と宗教の分離と、産業革命のモトである企業者の束縛解放と技術の可能性を主張した中産階級が導いたのやねん。対照的に独裁的な中国は、中産階級を理論で説得した。その理論と言うのは、ブルジョワを富ませ、何億人を貧乏から引き揚げることで、西欧という競争相手を経済的に追い抜くというもの。&#13;&lt;br&gt;
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そして万事急速で流動的な現在の世界経済の中では、国家資本主義が与える支配力は、明確な有利さを持つ。それがまさに、ロシアやヴェトナムが中国に続いている理由だ。&#13;&lt;br&gt;
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中東も同様に、アメリカの期待を困惑させている。民衆参加型の政治がこの地域に及んで来たのや。しかし、イスラム世界の多くは、聖俗の領域を区別しない。モスクと国家は分離出来ない。去年の選挙で、エジプト人の２／３は、コーランに厳格に従った市民法を求めていることが分かった。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
そしてエジプトは例外ではなく、定番なのや。アラブの春が示したのは、民主化と西欧化とはチガウと言うこと。アメリカ政府にとっては、長年の非宗教党派との提携を考え直すべき時なのや。&#13;&lt;br&gt;
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さよ、インドやブラジルのような新興勢力は安定している。非宗教的民主主義は西欧モデルをシッカリ守っているように見える。しかしこの２国の国民は、主として貧乏な都会と地方とで構成されて居り、その民主主義化は、中産階級によるものでは無い。その結果、両国とも、自由市場に慎重な左翼的ポピュリズムと、利益を特権エリートだけに与える議会を両方とも受け入れている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
民主主義の興隆は、外交に関しても自前の道を追っている。インドを戦略的パートナーにしようと言うアメリカの努力を横目に。インド政府は、アメリカ政府と意見が合わない、アフガニスタン問題から地球温暖化問題まで。アメリカが制裁を強化しているイランと、貿易カンケイを深めているのや。&#13;&lt;br&gt;
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世界の主要勢力が、統治と貿易の、かなり異なったモデルを受け入れるのは、なにも２１世紀に始まったことではない。１７世紀には、神聖ローマ帝国、オットマン帝国、モンゴル帝国、清王朝、そして徳川幕府が、それぞれの秩序とブンカに従って、さまざまな事柄に対処していたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし、これらの諸勢力は、自己充足していて、相互作用は少なく、互いのカンケイを規定するような一連の普遍ルールを承認する必要など無かったのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
対照的に２１世紀は、相互カンケイ世界の中で、多数の秩序と近代が共存している。もはや西欧がグローバリゼーションのカナメでは無い。&#13;&lt;br&gt;
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そう言ったイミで、アメリカ政府は、アメリカ型の資本主義と非宗教的民主主義が、思想市場の中で他と競争しなければならない現実を、認識せねばよ。&#13;&lt;br&gt;
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気を付けなければならないのは、複数のアプローチを受け入れながらも、アメリカは、利益だけでなく、テメエの価値観を擁護することがダイジ。民主主義推進を続けながら、人権擁護し、シリア政府式のサベツ暴力を防止せねばよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
なのに、アメリカのリーダーたちは、自国民への奉仕はソッチノケ、アメリカの新世紀だとトランペットを吹き鳴らしたり、西欧価値観の拡大の名の下に、他国政府を転覆させたりするばかりで、危険な社会分子への対応で、アメリカが必要とする多くの国々を遠ざけてしまって居る。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
世の中には、今までとは違ったカタチの責任と対処による統治があることを認識しつつ、テメエの価値観に拠って立つこと、これが究極的には、アメリカのモラルを高め、他国からアメリカの選択に尊敬を集めることにツナガルのだよ。&#13;&lt;br&gt;
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ウム。世界史と倫理の授業を合わせて受けているような気分やんか。でも、アメリカ型、西欧型の民主主義と資本主義が、今や賞味期限過ぎたことへの自覚が表出されていて、分かりやすい。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
中産階級の存在と、政治と宗教の分離、非分離、これが西欧と新興諸国との大チガイや。しかし、今のウォールストリート式金融工学がさらに猖獗をキワメれば、１％と９９％のハザマで、日本を含め、西欧型先進国の中産階級は消滅するで。小田実の遺書「中流の復興」が身に沁みて来る今日このごろでありんす。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「ビン・ラディン一族の扱い方」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/10/6423073</link>
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      <pubDate>Tue, 10 Apr 2012 16:40:24 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-23T16:40:45+09:00</dcterms:modified>
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      <description>えー、去年パキスタンの隠れ家で殺害されたビン・ラデインに関してのコラム。&#13;&lt;br&gt;
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「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「MAKE THE BIN LADENS A FOOTNOTE」（０４／１０）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ビン・ラディン一族の扱い方」　ジュリエット・ケイエム&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今週、パキスタン法廷は、テロリストの親玉、オサマ・ビンーラデインの３人の寡婦に、４５日間の刑務所入りを命じた、移民法違反の罪で。これは温情的、侮辱的な扱いだが、世界中の彼の被害者たちにとっては、納得できないことだわ。ビンラデイン一族は、同情の対象にされるべきではない。しかし長期の受刑を強制されるべきでもない。一族は彼のナマエを持ち歩く。しかし殉教者としての遺産を持ち歩かせてはならない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
カンタンに言えば、家族はムカンケイなのよ。彼らの家長が指導した運動について、その精神的影響を調査中だけど。寡婦たちと子供たちは、今やボロボロのアルカイダ勢力を集結させるのに理想的な磁石なのだから。こうしたことに対する最良の態度は大アクビよ。ビンラディンの近親家族を、テロの歴史の中の小さな脚注にしてしまう３ツのステップ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第１ステップ）彼らをパキスタンから追い出すこと。彼らの拘留は、ビンラディンの支持者たちに刺激を与える。寡婦の兄弟の一人は、パキスタンの判決を「被抑圧者の勝利」と歓迎してさえいるのよ。２０１１年５月２日、急襲でビンラディンが殺害されて以来、家族は拘留され、ナゼ家長ラデインが、長いこと検索逮捕されなかったのか、の情報を得るために訊問されていた。ビンラデインと暮らしていた家族たち、寡婦たちと８人の子供、そした５人の孫たちは、拘留期間が過ぎれば、たった１１２０ドルの罰金を払うことで、今月末には、パキスタンを後にすることが出来るのよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
パキスタンは、アルカイダの親玉がアボタバードの大きな住居に２８人の家族、スタッフと暮らしていたことを知らなかったと主張する、なんて頼りにならない無能な同盟国なのか。一人の寡婦によれば、ビンラディンは大家族を引き連れて５回も引っ越し、アマツサエ、その逃亡期間中に４人の子供を作っていたのよ。一番下の子供は今３才、２人の子供はパキスタン政府の病院で生れている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第２ステップ）進んで彼らを引き取り、まとめて保護してくれる国を探すこと。ビンラディン一族は大勢いるだけでなく若いのよ。ビンラディンの最愛の妻、アマル・アルーサダは３０才。ビンラディンの息子カレドは、襲撃の際殺されたが、その他の子供たちはみんな１０代かそれ以下。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
２ツの国が、引き受けるかも。全員を一緒に引き取るかどうかはハッキリしないが。イエメンは、襲撃時に足を撃たれた妻、サダの母国なので、サダとその子供たちを帰国させることに同意している。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
サウディ・アラビアは、ビンラディン自身と、２人の寡婦の母国。彼の一族は国内で、依然、強力なビジネスを展開している。サウディは、ビンラデイン一族の帰国に関しては、公式には何も発言していない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
寡婦たちは、一緒に暮らすことを望んでいる。アメリカは、その影響力を行使して、サウディとイエメンに、ビンラディンの家族に、住居を見付けるよう要求するべきだわ。それは不当なものではない。それは第３の、究極のステップを容易にするのだから。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第３ステップ）ズーっと、彼らから眼を離すな。彼らに自由を与えろ、ただし彼らを独り独りにするな。そのナマエによって、家族は恐るべきパワーを保持してる。彼らの所在、行動を情報当局によってシッカリ突き留めて置かなければ。子供たちの未来への野心も監視すべき。ゲージツとかブンガクとか、とにかく政治以外の方向に向かうことを望みつつね。彼らへの訪問者、友人たちもモニターすべき。戦略漏洩は彼らの支援者をイラつかせる。望むらくは、ＣＩＡが、その未来の住居に、すでに手を入れていること。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
数年の中に、ビンラディンの寡婦や子供たちは、一般世界からは忘れ去られるだろう。彼らは処理可能のヤッカイ者。その終焉はいろんなカタチで来るだろう、無関心を含め。それはビンラディンがそれを避けようと一生を賭けた運命そのもの。その運命が、彼の家族にも課せられるのよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。ビンラディンに対して、ワメはナゼかフシギなシンパシーを感じる。結果として世界史の大きな変り目を仕掛けた人物としての印象が拭えないのや。西欧の報道の中にも「どこかキリストに似た面影」という観察がしばしばあったじゃんか。でもモチロン、アメリカ国家としては、９／１１テロの首謀者は、トコトン断固否定せねばならぬのや。パキスタンとの不明瞭な外交カンケイが、いろいろ憶測を呼んだのはタシカだが。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ビンラディンのＤＮＡが将来の歴史に再び登場することがあるのか、それは西欧キリスト社会と中東イスラム社会とのバランスの変化を司る、カミのみぞ知ることやんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
因みに、筆者は１９６９年生れ、ハーヴァード・ケネディ大学の一般政策講師。ボストン・グローブ紙の女性コラムニスト。最近はオバマの国家安全局次官補。なかなか強気な風貌。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「ウソだらけのアメリカ外交」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/09/6405742</link>
      <guid>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/09/6405742</guid>
      <pubDate>Mon, 09 Apr 2012 17:04:46 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-09T17:05:09+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-04-09T17:05:09+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、フリードマン君が、この１０年のアメリカの大きな手違い、失敗を裁断している。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「A FESTIVAL OF LIES」（０３／２６）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ウソだらけのアメリカ外交」　トーマス・フリードマン&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
歴史家ヴィクター・デイヴィス・ハンソンが、最近「ナショナル：レヴュー」誌に、眼からウロコのスバラシイ記事を書いた。アメリカの、イラク、イラン、シリア、エジプト、パキスタン、アフガニスタンへの様々な関与を振り返り、哀しいことに、そのドレも、成功とはほど遠い、と言う見方やねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「この数十年のアメリカの、中東への様々な政策選択を回顧してみよう」とハンソンは書く。「テッテ的な持続の無い軍事的支援とか処罰的干渉は、ほとんど失敗した。大きなコストが掛かる国家建設のメドも立っていない。人気の無い独裁者を転覆させる民衆の反乱支援の試みも成功の保証は無い。独裁者を軍事援助で支持することは憎まれるし、逆効果だ。狂人じみた政権を粛清することは、核への欲求、ジェノサイド、そしてほら、マンハッタンの１６エーカーの瓦礫につながる。アメリカはナニを学んだと言うのか。部族主義、石油、イスラム原理主義がカクテルとなってアメリカを悩ませ、侵攻するにも撤退するにも、中東はコリゴリだと思わせるのや」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この悪いカクテルが、前向き社会への必要条件を腐食させる。権力の交替、女性の権利、マトモな政府、総意に基づく政策、少数者を護り、近代教育を与える共存の倫理、と言った必要条件をだ。勇気あるアラブ社会科学者たちの２００２年のレポートに拠れば、アラブ世界を苦しめているのは、自由の不足、近代教育の不足、女性権利の不足なのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
だから、アメリカの政策は、こうした不足に対処しなくちゃ、なのにそれが出来てないように見える。エジプトを見ろ。女性の半分と男性の１／４は字が読めない。革命を起こしたワカモノたちは、近代世界で成功するために、教育という道具と自由の獲得に必死だ。アメリカの対応は、支援金を、軍事装備ではなく、エジプト全土の、科学テクノロジーを与える高校と地域の大学の設立に切り替えるべきだったのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
なのに、１年経って、アメリカは、エジプトのＪＵＮＴＡ（革命後軍事勢力）に刑務所にブチ込まれた、アメリカの民主活動家の救出に、５００万ドルの身の代金を払うなんていうアホなことをやってる。その一方で、このＪＵＮＴＡが自由化しつつあるという認識の下に、さらに１３億ドルの武器援助を行なってるのだよ。字の読めないビンボーな国民を差し置いて。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アフガニスタンについては、オレは大笑いするっきゃない。オバマ政府当局者は、アフガン兵士を増やして訓練する必要があると。それからアメリカが撤退すると説明したのや。これ以上アホなハナシがあるかい？アフガン人を訓練して戦わせるだと？アフガン人は、かつて英国やソ連を打ち負かしたんだぜ。インチキ選挙をやって、汚職内閣を運営しているカルザイ大統領をハッキリ認識しないオソマツ。アメリカ部隊がタリバンを追い払って、アフガン政府がアメリカの後を継ぐことが出来るようにアメリカ軍を増強したのだと、オバマは宣言した。そんな政府なんてありゃしないぜ。モンダイは、アフガン国民が戦う方法を知らないことじゃない。自分の政府のために戦うキモチが無いだけさ。アメリカがカネを払わなければ、誰がカルザイのためになんか戦うもんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
そう言うわけで、パキスタンでも、アメリカがパキスタン軍にカネを払えば相手は面従腹背となる。払わなければ一方的に反アメリカとなるのやねん。バーレインでは、過激スンニ派のシーア派抑圧を見ているだけ。同盟国イスラエルでは、ウェストバンクへの入植を強行してるのを、それがユダヤのデモクラシーへの障害になることを知りつつ黙認しているじゃんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
アメリカはパキスタンに本音を言わない、パキスタンが核を持ってるから。サウディにも言わない、その石油に中毒してるから。バーレインにも言わない、そこの米軍海軍基地がダイジだから。エジプトにも言わない、キャンプ・デーヴィッド平和条約からの離脱を恐れるから。イスラエルにも言わない、米国内の投票権をニギっているからや。そしてカルザイにも言わない、ジョン・マッケインからヒモと呼ばれるのをオバマが怖れるからや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
言いいたかないけど、ロクなことが出来てない、アメリカ側のウソのセイと、相手側の分派主義、部族主義、石油バックの原理主義のセイで。オレは変化が可能だと思っているし、それに賭けたいと思ってる。でもそれは、連中にその意思があればのハナシだ。オレはこの地域で、ワレワレと同じ価値観を持つ連中を支援したい。価値観の異なる国に対しては、ワレワレの石油への依存を減らしつつ、縁を切るべきや。これ以上、彼等にイイ政府を期待するのは止めるべきだ。そのダメな態度をよく見るべきだ。アメリカ自身、ヒモと呼ばれるのを怖れてクダラナイ戦争に関わり、字の読めない人々に戦車を売り付けたりすることから、来年こそ変わらねばよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。フリードマン君、シビレを切らした感じでアメリカのウソだらけの中東外交を片っ端から暴いている。「ウソ」と言うより、各地でタタラを踏んでいるのが現状やんか。まァ一気にグローバル化した世界での、アメリカの立場の矛盾は、シャンメェと言うしかない。スベテのウシロには、新進ジャーナリスト、堤未果が近著「政府は必ず嘘をつく」で警告した、国家を牛耳る「コーポラティズム」とやらが、政府抑えてノサバっている。さらにそのウシロには、カナダのジャーナリスト、ナオミ・クライン女史が「ショック・ドクトリン」で告発した、行き過ぎた自由市場論者、ミルトン・フリードマンの究極の「惨事便乗型資本主義」（災害ショック利用して市場を占領する）が跋扈して居るのやで。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「なぜ、みんな銀行を憎むのか」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/04/05/6405741</link>
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      <pubDate>Thu, 05 Apr 2012 17:04:17 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-09T17:04:44+09:00</dcterms:modified>
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      <description>「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「WHY PEOPLE HATE THE BANKS」（０４／０４）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「なぜ、みんな銀行を憎むのか」　ジョー・ノセラ&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
数ケ月前、オレが満員のエレベーターに立っていると、ＪＰモルガン・チェイス銀行の代表取締役ジャミー・ダイモンが乗って来た。オレを見ると、彼はみんなに聞こえるような大声で話し掛けて来た。「なぜ、ＮＹタイムズは銀行を憎むのかね？」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ダイモンさんよ、ＮＹタイムズだけじゃありませんぜ、今時の銀行を憎んでいるのは、この国の国民でっせ。ナゼか知りたければ、アンタ等の企業のバイブル、「THE AMERICANBANKER」紙に注目してご覧なさいな。この月曜日、同紙はクレジットカード負債の取り立てに関して、気の滅入る、腹の立つ記事を載せましてん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
オドロキ無しには読めない記事でっせ。政府が２５０億ドルも注ぎ込んだ、あのプライムローン担保権喪失危機から、銀行はナニも学んでいないと言うのかよ。あの危機は銀行側の見せ掛けの、時には不法な行為の直接の結果やんか。それが何百万人のアメリカ国民に、ヒドイ惨めさを与えたのやろが。その結着は、銀行はほんの少しの猶予だけで、住居の持ち主の権利放棄を強制した。アンタ方は、そんなことを要求するのはアンマリだとは考えもしなかった。それが出来たのは訴訟の嚇しがあったからや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
分かって来たことは、このオッソロシイ慣行が、大銀行のクレジット・カード集金部の内部で行なわれていたことだ。記録はメチャメチャ。機械的な署名が当たり前。集金は、主として貧乏人、無学な者たちを苦しめた。担保物件住宅差し押えと同様に。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「THE AMERICAN BANKER」紙上のシリーズ記事の著者、ジェフ・ホルヴィッツ氏によれば、ダイモン氏の銀行、ＪＰモルガン・チェイスでは、クレジット・カード破産した人々を告訴するための記録は全部外部の法律会社に託されていた。「時としては、記録はチェイス銀行の書類とはオドロクほど大幅に違っていた」チェイス銀行は、記録の欠けた不確かな負債を、法廷に持ち込んで集金する、いわゆる「負債取り立て屋」に売っていたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ホルヴィッツ氏によれば、アメリカ銀行（BANK OF AMERICA＝バンカメ）の重役たちは、ほとんど回収の望みのない最悪のクレジット・カードを売り払った。負債取り立て屋との契約は、内容の正確さの放棄を含んでいた。かくして、そこに誤記があっても、取り立て屋の告訴に対して、それを指摘するのは借り手のセキニンとされたのや。こうした契約に対して、銀行は書類を提出する必要は無かった。（アメリカ銀行は書類を提出する用意があるとヌカすが）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
こうしたアメリカ銀行の行為は、すべて２００９年、２０１０年に行なわれた。このテのモンダイに対して、ＪＰモルガンは、少なくとも今は、クレジット・カードの債務取り立てを止めて居る。（内部告発訴訟も解決している）アメリカ銀行は、そうした取り立て行為は、なにも特別なものではないと言う。それはその通りなのだろうが。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし第一線の弁護士たちは、クレジット・カードの取り立ては恐ろしいモンダイとして残ると言う。「多くの場合、借り手には弁護士がついていない」と、取り立て屋から消費者を保護する弁護士たちは言うのや。「正当に扱われていない人々にとっては、恐ろしいモンダイがある、自分が訴えられていることさえ、知らないのだ。でも、法廷で書類の提出を求めれば、取り立て屋は、告訴を引っ込める筈だ。自分で立証できないから」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「連邦金融分析」の経営パートナー、カレン・ペトゥルーは、この慣行がこんなに見苦しいもうひとつの理由を指摘する。実際には、銀行はキタナイ仕事を外注して、テメエの手を汚さないのだよ。負債取り立て屋が、しばしば債務の証明ナシで、人々を苦しめ、告訴し、惨めにする一方で、銀行がやすやすと「知らんふり」することは許されるべきではない、とペトゥール女史は言うのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「教会で、ワレワレは悪に代わって赦しを祈ってるのよ」と彼女はｅ－ｍａｉｌに書いて来た。「でも銀行は祈る以上のことをしなきゃ。セキニンを取らなきゃダメよ」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
数週間前、消費者金融保護局（ＣＦＰＢ）でオレは、今に至っても規制されていない、負債取り立て業務を問題視する沢山の声を聞いた。そこでオレは保護局に、職員たちが、「THE AMERICAN BANKER紙」のシリーズ記事を読んだかどうか訊くように求めた。答えはイエスだった｡「ワレワレは負債が、どの程度なのかを知るに必要な書類ナシに、取り立てのために売買されていると言う記事を重大に捉えています」そして保護局は短い声明書を出した。「当局は、負債取り立ての慣行を凝視しています」。手回し良すぎやしないか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。かつてはプライムローン住宅担保権、今回はクレジット・カードの集金権、スベテは銀行の無責任な、取り立て権の外部売却に始まっているのやで。キタナイ仕事は外注する。これはアメリカだけでは無いことをワメ等はよう知っとるわな。こうしたインチキ金融で、１％に成り上がったヤカラが、９９％から「ナゼ憎まれるのか、嫌われるのか」などとヌカスのは盗っ人タケダケしい、と言うべきやんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
さよ、長い歴史持つ栄光のシホン主義も、金融工学とやらでシッチャカメッチャカや。&#13;&lt;br&gt;
「シホン主義」を仕分けするべき時期が来て居る。ついでに、これと抱き合わせになってるニシキの御旗「デモクラシー」も、もはやボロボロ、今や仕分けが必要ちゃうか？&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「広がる北極航路」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/03/30/6405740</link>
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      <pubDate>Fri, 30 Mar 2012 17:03:49 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-09T17:04:15+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-04-09T17:04:15+09:00</dcterms:created>
      <description>★かつては氷に閉ざされた海を、今、多くの船が通行している。しかしアメリカは、この地域での、拡大する利益保護に遅れを取っている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「THE ARCTIC&amp;#39;S WIDENING SHIPPING LANES」（０３／２８）&#13;&lt;br&gt;
「ボストングローブ紙より」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「広がる北極航路」　ジュリエット・ケイエム&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
（アラスカ／聖ポール島発）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
北極周辺地域では、地球温暖化の原因と犯人についての論議はあまり無い。地球温暖化が疑われているワケではないけど。此処に住む者にとっては、そんなことはどうでもイイのよ。悲しいことに、熱くなる地球、熱くなる海洋、は既成事実として受け入れられてる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ベーリング海中央の小島、聖ポール島から、北極会議を構成する８ケ国まで、北極各国の相互協力グループには、地球温暖化の論議は無い。現在のモンダイは、考えたこともなかった海上交通をいかに処理するかにある。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
先ず、アリューシャン列島北方に位置し、ロシアとアラスカの間の小さな聖ポール島は、世界政治にとって、大きな存在とは見えない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
かつて、第二次世界大戦当時、アメリカ政府によって移住、抑留された数百人のアリューシャン系アメリカ人が、再び注目を集めている。イロイロな理由で、彼らとしてはイイ気分ではない。アリューシャン人たちは、クルマとは違う海のラッシュアワーを経験しつつあるのよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
２００８年には、２００隻の船舶がベーリング海を通過した。今年、動き易さと薄い氷によって通過船舶は増えた。地球温暖化によって、２０１２年だけで、ベーリング海を横切り、聖ポール島を通過する船舶は６６０隻になるだろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
カンタンに言えば、此処には交通巡査は居ない。航路は広がり続けている。これは北極海の石油探索ではない。ロシア上部の北方航路が、今や交通に利用出来るからなの。厚い氷は夏の間に薄い細氷に替わり、世界的な新しい航路が開けたのよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
現在、西欧からアジアへの旅は、スエズ運河を経由するのが普通。北極航路が開かれるとこの旅程は１／３に短縮される。１５日経かったのが今は１０日。アメリカの推定によると、北極海ルート経由の船荷だけでも、２０１０年の１８０万トンから、２０２０年には６、４００万トンに増えると言う。責任者が誰も居ないとなると、危険も大きくなる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
まるで新しい地球を求めるように、アラスカ沿岸警備隊リーダーは、大きな船舶用の水深のある場所を指摘する。新しい港は、インフラとしては、あのフーヴァー・ダムと同じようなものだ。その原因理由は忘れられる。新しい土地が開けると、この手の新世界思考が生まれて来る。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
スベテがオープン。統治の欠如が当分、モンダイとなる。「国連海洋法協定」は、海洋支配の枠組みを設立する試みなの。１９８２年に提案され、１６０ケ国と、アメリカの最近５代の大統領が支援している。でも、アメリカ上院は、この条約を批准していない。批准の失敗は、アメリカの北極に於いての利益保護力を弱めている。他国は地理的、軍事的、経済的主張を推進しているのに。アメリカがこの協定を批准出来ないことは、アメリカが北極航路に主張したい標準が、国際法の下では効力を持たないことをイミする。やるべきことをやらないから、アメリカは認められないのよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
だから、規定航路、船舶交通システム、氷山予報、気候情報、と言った基本的必要条件が、普遍的コントロールと噛み合わないのよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
でも協定の批准は、地球温暖化論議に似て、此処では贅沢品なのかも。２２日（木）に、アンカレッジで、北極協議会のメンバー国、カナダ、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノールウェイ、スエーデン、ロシア、そしてアメリカが集まって、海洋石油汚染対策と、条約不在に対応する最低限の規制を話し合った。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
聖ポール島の小数住民は、環境、エネルギー政策を持っていない。新しい交通路をただ眺めているだけ。これはワレワレが地球の温暖化と、北極海の氷の溶解を止めようとしても出来ないことの確実な徴候よ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。これは温暖化の副産物的恩恵と呼ぶべきやろか？アラブの春とウラハラに、スエズ運河のステイタスが落ちるということやろか？また、この協定をアメリカ上院が批准しないのはナゼなのか？政治オンチのワメにはよく分からん。ただ、今までは無視されていた北極を中心とする地図がスタンダード化することはタシカやろ。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「未知の世界の探索」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/03/29/6405739</link>
      <guid>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/03/29/6405739</guid>
      <pubDate>Thu, 29 Mar 2012 17:03:15 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-04-09T17:03:41+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-04-09T17:03:41+09:00</dcterms:created>
      <description>えー「THE OCEANS」というタイトルで、海洋に関する２ツのレポート的コラムが並んだ。ひとつは、深海探険開発のハナシ、ひとつは氷が溶けて北極に新しい航路が出来るハナシやねん。先ずは深海探険から、ポイント絞って、ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
★深海の探求には宇宙航行のような華やかさは無い。しかしその成果は豊かだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「EXPLORING OUR OWN ALIEN WORLD」（０３／２８）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「未知の世界の探索」　トニー・ヘイメット&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
（サンディエゴ・発）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
３６年前、陽光の届かない太平洋の深海で撮られた二枚貝の写真が、ワレワレの認識を変えた。生物など居ないと考えられていた深海で、二枚貝は太陽エネルギーの代わりに地熱で生育していたのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
それ以来、世界中の科学者、探検家が、静かに辛抱強く、この地球の未知の世界を発見して行った。その最新の試みはこの２６日、あの「タイタニック」の監督ジェームズ・キャメロンが、グアム島近く、「チャレンジャー・ディープ」として知られる地球最深、７マイルの海底まで降りたことやねん。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ワレワレはこの快挙を讃えるとともに、「海洋法に関する国際連合条約」による世界的努力によって、深海を保存せねばよ。各国の支配の及ばぬ大洋は地球表面のほぼ半分を占めている。２マイル以上の真っ暗な深海で、どんな変わった生命が繁殖しているのか、ワレワレは知らない。それが大事なこと。それを失いたくないやんか。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
深海探険は、宇宙開発に捧げられる何百万の費用や脚光とは縁が無い。しかし探険者たちは、暗いところで活動しながらも、深海の豊かなオドロクべき生物社会を記録して来た。資産の少ない一握りの国々の支援で、低予算の探険を続けて来たのや。海洋の底では、噴出する熱いガスが、陽光や光合成に頼らない生命を支えている。１９８０年代に、冷たいメタン液層の中に、異なった生命が発見された。これらの生物はエネルギー源として、メタンを利用しているのや。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
１９６１年４月１２日、ユーリ・ガガーリンが人類最初の宇宙飛行を行なったが、その１年以上前に、潜水艦バチスカーフ・トリエステが、ジャック・ピカールとドン・ウォルシュを「チャレンジャー・ディープ」の３万５７９７フィートまで運んでいたのや。彼らはまさに世紀の狂人やんか。無人船をこの深さまで潜らせる筈だったが、ウォルシュとピカールは、その最初の試行に乗り込み、特殊窓が２万９０００フィートで破損した時も非常ボタンを押さなかったのだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
あの時、深海と宇宙探険の時代が始まったのや。ワレワレは宇宙に関しては知っている。しかし、「チャレンジャー・ディープ」への探険が可能と分かった最近の４回の個人的探険までは深海に関してはほとんど知らなかった。これからの１０年、科学者たちは、こうした探険へのスバラシイ技術が発見されることを期待している。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
２６日に、キャメロンは、自らデザインした潜水艦で、アメリカ地理協会の支援による探険に携わり、５２年間で初めて、「チャレンジャー・ディープ」に達した最初のニンゲンとなったのや。もっと多くのものが発見されるべきや。例えば、オレの仲間たちが期待しているのは、新しい生物を発見し、それが新しい分子を生み出し、実験室でアレコレ試みる内に、効果が激減している一連の薬剤を補強して呉れるのでは、ということ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
大洋深海の探険は、火星探険に似てる。ロボットに殆どを任せて、データを収集したりしているが、もし、パイロットが同行出来るようになれば、こうした探険は、ニンゲンの環境を想像以上に豊かにするだろう。さよ、深海の探険は火星探険にソックリやねん、ヒトツの大きなチガイを除けば。ワレワレは深海で「生命」を発見したのや、しかも沢山の。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ウム。海底探険には、涯しない宇宙開発と違って、自らのカラダの内部を探索するような収斂的イメージがある。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
太陽とか光合成と無縁のエネルギーが生み出すナニカが、医学的に活用できる可能性は期待できる。ただ、ナニカに役立つと、タチマチ資源分捕り合戦に向かう末期シホン主義のアサマシサを警戒せにゃよ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
自ら深海に挑んだ冒険男が、「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督だとはちょいとオドロキやねん。やるのォ。「海」のツナガリと言えばそれまでだが。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
因みにコラム筆者は、海洋学会教授並びに学長、カリフォルニア大学の海洋科学副所長。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>「ヘラ鳥ウォッチング」</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「対イランのコンセンサスを」</title>
      <link>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/03/27/6393681</link>
      <guid>http://brain-jack.asablo.jp/blog/2012/03/27/6393681</guid>
      <pubDate>Tue, 27 Mar 2012 15:45:57 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-03-29T15:46:20+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-03-29T15:46:20+09:00</dcterms:created>
      <description>えー、クリストフ君、最近はｏｐ－ｅｄの中心的存在に？人権擁護と言う守備範囲から、外交・政治面に筆を広げつつある。イランについてのコラム、ご紹介致す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ヘラ鳥ウォッチング」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「THE CONSENSUS ON IRAN」（０３／２６）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「対イランのコンセンサスを」　ニコラス・Ｄ・クリストフ&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ワレワレ報道メディアは、今、イスラエル軍がイランを攻撃するかどうか、専門家たちが真剣な論議をしているような印象を与えてはいないか？&#13;&lt;br&gt;
実際には、そんな論議は無いのだ。と言うか、気候変化と同じで、信頼できる専門家はドッチかに偏っているのだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
彼らがオレに語った例をいくつか：&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「今、この時期にイランを軍事的に叩くことをススメる専門家なんて居ないわ」オバマ政権初期の国務省高官で、今プリンストン大学教授のアン・マリー・スローターは言った。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ネオコン派は別として、地勢学的な現実に暗くなければ、イラン攻撃はワルイ考えだという圧倒的なコンセンサスがある」元防衛情報局の中東問題の長官であるパトリック・ラングは言う。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「ほとんどの安全専門家は、攻撃を選ぶのはセッカチ過ぎるという点で一致してる」国防省のナンバー３を辞めたばかりのミシェル・フラーノイは言う。「ワレワレはイランへの強力な制裁の真っ只中に居る」イランは今まで経験したことのない雁字搦め制裁に曝されて居り、さらに制裁は、イラン中央銀行へ、そして石油生産へと向かっているのやで。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「彼らにとっては、さらに悪い状態になりつつある」フラーノイは付け加える。「圧倒的なコンセンサスは、制裁が効いて来るまで、ちょっと様子を見た方がイイと言うことだ」&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
さよ、アメリカ政府はイランの核計画に、かなり驚いているが、イランがイスラエルや、その他の国に、核兵器を使用するオソレは大して無い。イラン－イラク戦争時、イラクの化学兵器攻撃に対抗してイランも化学兵器を開発したのはタシカだ。むしろコワイのは、イランが核兵器を開発展開すれば、他の国々がそれに倣うことやねん。たとえばサウディ・アラビア、トルコ、エジプトなどが、核拡散を始めるだろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
政府と安全専門家たちは、イランへの軍事攻撃がナゼ、厭うべき考えなのかについて、広汎な意見を述べている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第１）それはイランの計画をせいぜい１～３年だけしか後退させることにならない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第２）一回や２回の攻撃では済まず、方々の地域に対する数多くの攻撃が必要になる。それは時には、計画を進めている科学者たちや、一般市民をも殺すことになるやろ。日を重ねるごとに、イスラム世界や全世界の、イスラエル、そして、アメリカに対する怒りが強まって行くやんか。制裁を通じてイランに圧力掛けている同盟が分解してしまうかもね。&#13;&lt;br&gt;
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第３）中東の地域的戦争は、結果としてアメリカを巻き込む。イランは世界中のアメリカを標的とする攻撃を後援するかも知れず、それはアフガニスタンのアメリカ軍への攻撃へとエスカレートする代理戦争になるかも。&#13;&lt;br&gt;
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第４）湾岸通じての石油供給が妨害されると、石油やガスの価格が高騰し、世界経済にダメージを与える。&#13;&lt;br&gt;
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第５）強い制裁と、Stuxnetヴィールスによるコンピュータ汚染のような、リスクの少な い方法が、イランの計画を遅らせるだろう。&#13;&lt;br&gt;
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さよ、オレがここで言うことは全部間違っているかも。イスラエルによる、１９８１年のイラクのオシラック原子炉攻撃と、２００７年のシリア核計画攻撃は、ドッチもスムーズに行なわれ、仕返しは無かったのや。この攻撃は、この２国の核計画を、懐疑派が期待した以上に後退させたのだ。&#13;&lt;br&gt;
しかし、イランはそれとは違うと考える正当な理由がある。イランの核計画は分散され、保護されているからだ。さらに言えば、戦争はそもそも予知できないし、イスラエルは、オソロシイほど近視眼的なところがある。１９８２年のレバノン侵攻は、泥沼となり、ヘズボラを出現させたやんか。一方でガザのハマスへの事実上の支援は、各々を傷つけた（イランを除き）。さらに心すべきは、イスラエル首相ナタニアフの好戦的態度はイランのタカ派に待ってましたと言う反応を与えかねない。「継続する軍事攻撃の脅威は、イランに、防ぐには先手を打つべきだと決心させるかも」とスローター女史は言う。&#13;&lt;br&gt;
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イスラエルがイラン核施設を攻撃するかどうかが、今年の重要なモンダイで、その確率は５０－５０だ。果たして戦争が始まるか、それで経済が悪化するか、ワレワレには分からない。ドッチにしろバカバカしいハナシやねん。&#13;&lt;br&gt;
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イランへの軍事介入に関しては、ヒトツだけハッキリするべきことがある。ナタニアフ周辺は別にして、このモンダイの専門家は、この時期の軍事攻撃は、壊滅的なワルイ選択だと考えているのや。これは議論ではなく、コンセンサス、世界の総意だぜ。&lt;br&gt;
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