「イチャモンダイ情報」832019/06/03


「世界情報」

★難民移民問題をキッカケに、ドイツでは極右野党が「反ユダヤ」心情を復活させているとの情報。政府高官の、ユダヤ人の民族帽子「キッパ」の着用を控えるようにとの発言がモンダイに。アウシュヴイッツ(1940~45)から80年、ドイツ国内20万人のユダヤ人の不安が高まっている。メルケルさんも大変。さよ、あの頃は「イスラエル」なんて国は無かった。アメリカとのツナガリ深いこの国の存在が、世界の対ユダヤ感情に微妙な影響を与えているんちゃうか?

★シンガポール:「フェイクニュース」抑制法が、権力的に言論の自由を脅かす事態に。



「イチャモン」

★NHKに限らず、「TVトリヴィアリズム」とでも言うか、ヤタラ些細な報道をするのが流行り。殺人事件は重大だが、犯人が何時何分の電車に乗ったのかとか、2本3万円の包丁を買ったとか、犯罪の焦点からズレた情報ばかり繰り返す。それをまた、コメンテーターとやらが、アタリサワリ無い感想に変える。そうしたニンゲンを輩出する末期ニホンの社会情況にメスを入れる才覚も気力も無い。アホか。



「老化展望」

★えー、記憶とともに自律性を失くしたカミさんとの日常。毎食後のクスリの用意やら、適度の散歩への誘い出しやら。これがついつい、命令風になる傾向があるのはタシカ。で、これが「管理されている」と言う被害者意識を生むらしい。突如イロンナことを拒否する。小児風のダダを捏ねるのや。同じハナシを繰り返されると、コッチもついつい、突っ慳貪な言い方になる。これが一種のビョーキであることを忘れてしまうのや。オオラカさに欠けるテメエがイヤになる。反省しきり。これも80半ば過ぎたニンゲン同士の暮らしのパターン。ただ、コッチの視力がドンドン劣化するため、不安が拡がる。ヤレヤレ。



「音楽展望」

★相い変わらず、ソコロフにハマってる。ビックリしたのは、ベートーヴェンの「TEMPEST」3rd mov。シェイクスピアの「嵐」を読め、と作者が言ったとされる曲。多くの奏者が慎重なフレージングで始めるのに。ソコロフは、まるでラモー、軽やかな出だし。ベートーヴェンもビックリやろ。勿論、「嵐」になるのだが、きわめて軽やかに終わる。ベートーヴェンの「野暮」さへの諧謔と言うか。見事やんか。

「イチャモンダイ情報」842019/06/09


「世界情報」

★中国:経済下降で食料高騰。ポークもリンゴも。養うべき人口が膨大だからタイヘン。

★8~12世紀のイスラム文化は、その後の西欧キリスト教文化より、ずっとクリエイティヴだった、と。そうかも。

★中国政府の圧力で、「天安門事件」の関係者が疎外され、重要な記憶が薄れて行く。

★グーグルやフェイスブックは、あなたのプライヴァシー・データを盗んで大儲けしてるのやで。ご存じか?



「イチャモン」

★アベ君のイラン訪問。アメリカとの間の「調停者」?そんなヤクワリは無理やろ。アメリカのポチとしての無意味なパフォーマンスやんか。毒にも薬にもならんて。



「老化展望」

★いやはや参った。自立性の壊れてしまったカミさん残して先にクタバルわけにはいかない。ってんで毎日一所懸命、ストレッチやら自己流体操やら。しかるに、「老化」はドンドン進んで、眼のセイか時に足元がフラつく。ヤバイ。一方カミさんは、カラダに良いことはなーんにもしないのに、極めて体調良好。60年間、子供も孫も、つまり家族ゼロで暮してきた結果だが。カミさんが先に旅に出れば、直ぐに後を追うのはマチガイ無い。「愛」とか「絆」なんてシャラ臭せえハナシではない。よーするに「窒息」。互いが「空気」になっているからや。さよ、現今のニッポンには、「東京五輪」含め何の興味も未練も御座らぬ。ただ、周囲にメイワク掛けるのは心外。どないしよ。

★老化進行中のアタマの中ってのはどーなっとるんやろ?夢の殆どが、目覚めて思い返してみると、論理性もナニも無いタワケに過ぎないのに、2日前に見た夢は、まことにマトモ。林房雄の「大東亜戦争肯定論」について、ワカモノどもに、ヒトツ喋ってやろうと、意気込んでいたのや。読んだのは多分60年代半ば、アメリカ野郎に対する不快感が高まって来た頃。「大東亜戦争」は江戸末期からの日本の宿命。西欧のアジア植民地化攻勢への対抗。朝鮮併合や中国、東南アジアへの侵入は、アジア自由化への道程だった、「天皇制」はファシズムに非ず、日本民族文化の淵源・・・と言う正論。60年もムカシの心情が、夢の中に立ち上がって来るなんて。これも「老化」の変形なのか?ワカラン。

「イチャモンダイ情報」852019/06/17


「世界情報」

★難民移民の行く先:受け入れ反対の米国に、メキシコ経由で向かうより、大西洋経由で欧州に向かう方が安上がり?

★中国の圧迫に対し、弱腰の香港政府を突き上げる香港市民のデモ激化。ガンバレや!

★俺たちの食い物を、種子を独占する巨大企業の手から守れ!



「イチャモン」

★なぬ?アメリカのポチのそのまた番犬たる菅官房長官がアベの跡目だと?ヨロシイカ、「政治家」には独特の風采と雰囲気と見識が不可欠。役人のように万事をうまくコナす能力とはちゃうねん。大体アベ自身が、自分のことを「首相」と錯覚していることからスベテは始まってるのや。チョイと長丁場になったために「首相」とはコンナモノと思い込んでしまったのやねん。「前向きに」とか「全力を尽くして」とか、内容の無いコトバを並べるだけ。オッチョコチョイのコイズミだって、とにかく、北朝鮮による拉致被害者を何人か取り戻したじゃんか。

★今回はイランに行ってどーするんかね?かつての出光や、自分のオヤジほどの根性も無いアベが、イランと米国との調停をまとめるなんてハナからムリなハナシ。双方から警戒もされず期待もされず。よーするに子供のお使いやんか。長すぎる任期のセイで、ムイシキ過剰な「首相ゴッコ」が日常化してしまったのや。ハテサテ、チャンとした「首相」はドコに居るんかいな?



「音楽展望」

★展望と言うより「懐古」だが。SPレコードの戦前から今のPCネットまで、イロイロなピアニストを聴いて来た。好みから言うと、「乾いた」音質に惹かれる。大体、作曲家のピアノは、ラヴェルにしろ、ラフマニノフにしろ、プロコフィエフにしろ、「切れ」がイイ。フランスのコルトーにはファンが多いようだが、ボクは馴染めない。どこか「湿っぽい」のやねん。最近の例で言うなら「完璧主義者」のミケランジェリ。ピアノの調律が不完全だったり、ステージの音響が気に入らなかったり、自分の体調が悪かったりすると、直ぐ「演奏会」をキャンセルする。主催者側から訴えられることも。その演奏は神経が張り詰めていてクタビレる。さよ、「音楽」に「完璧」は要らない。むしろ「邪魔」。

★とにかく、他との「比較」ではなく、「演奏」の中に紛れもない「本人」が存在することがキメ手。たとえばホロヴィッツ、ギーゼキング、ケンプ、弱小国ポーランド大統領務め、「メヌエット」書いたパデレフスキーとか。ま、今のところ、万事、ソコロフがサイコー。クドイけど。

「イチャモンダイ情報」862019/06/24


「世界情報」

★太文字の「見出し」だけで世の中の動き推し計るニワカメクラの毎日。しかし。最近はSNSの行き過ぎで、情報源が不確か。すべてフェイク・ニュース臭い。世界各国、意識的、無意識的な情報発信で大混乱。大国、弱小国を問わす手探り外交。戦争も平和も近くて遠い。この「アホらしさ」「危うさ」は「スマホ」ソックリ。「テクノニンゲン」の自業自得やんか。

★それにしても、エジプトの民主化の希望だったMorsi元大統領が、クーデタで独裁権握った軍部Sisi一派によって終身刑を受け、この6月17日、牽監房内で死去したのは、イスラエルをめぐる周辺事情と重なって、世界に暗雲を齎すんちゃうか?



「音楽展望」

★えー、ワタクシメの現世把握は、すべて「HORROR・VACUI」に基づく。「空虚」に本能的オソレ感じるニンゲンが、白壁にべ夕べ夕紋様を塗りたくり、一面の砂漠にピラミッドをおっ建てる。ノッペラボーの「時の流れ」を「音楽」で埋める。ハナシ飛ばして言えば、王侯貴族の「死にそーな退屈」を埋めるのが西欧作曲家連のシゴト。少しづつ違いはあれど、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モツアルトなどなど、セッセと権力者のために手管を尽くしたのや。何時の頃からか、それが「ゲージュツ」と呼ばれ始め、それなりの位置を得る。ハナシ飛ばして言えば、そこにベートーヴェンなる男が現れ、王侯貴族にはハナも引っ掛けず、「オノレ」のためにシコシコと大量の音楽をヒリ出す。この辺から一般の市民が参加して「演奏会」が社会ブンカとして成立。ユダヤ系が牛耳る昨今のエスタブ音楽世界が現出。オーケストラ、指揮者など、余計な存在が跋扈するに至るのや。

★と言っても、「時間」の埋め草としての「音楽」の本質は変わることなく。1952年、現代作曲家ジョン・ケージが「4分33秒」で、見事にそれをヒン剥いて見せたのやねん。演奏会に来た聴衆は、場内の雑音以外には何の音も聞こえない「4分33秒」なる「作品」に拍手喝采を贈ったのや。どこまで理解した上でかはワカランが。

★「時間の埋め草」としての「音楽」に関しては、ノッケの「切り込み方」とエンドの「締め括り方」に趣向が凝らされる。有名なのがベト君「第5」。ノッケのダダダダーンと、コレデモカコレデモカと念押しを重ねる終止形。[調性]に基礎を置く西欧音楽としては「主音」は世界の「大黒柱」なのや。「故郷」に立ち戻る本能と言うか。ニンゲンとオンガクを繋ぐ1本の糸やんか。

「イチャモンダイ情報」872019/06/27


「世界情報」

★コラムニスト:D.Brooks「IT」はアンタのイノチを救えるか、だと?

★米国の制裁受けて、イラン「これはもう『戦争』ちゃうか?」

★「ドル価格」下げるのは止めてんか?と、これは世界各国のホンネやろ。

★トルコの新しい夜明け。エルドガン、イスタンブールで新市長に敗北。



「イチャモン」

★年金をめぐる与党野党のカケヒキ、なんともアホらし。そもそも「年金」で「老後」をってな考えが時代オクレ。死ぬまでゲンキで働け!長生きのヨロコビにドップリ浸れ。

★それに何だ!国民はとっくに出してるアベ不信任を今更、与野党グルの「案」として提出するミエミエの八百長芝居、恥を知れ。イイ加減にせや。



「音楽展望」

★さて、「音楽」は「時間」の虚無を埋めるため、と言う前提がコワレたのが19世紀末、エジソン等による「録音録画」テクニック。「再生」された「時間」が時の流れの中にドッと流れこむ。「一期一会」の世界は破綻。ニンゲンは「二重の時間」の中に生きることに。

★「音楽」で言えば、「ある時間内」の演奏を、何時でも自由に聴けることに。天才の演奏を、その「初期」と「円熟期」と比べて聴ける。ハナシ飛ぶが、天才ヴァイオリニスト渡辺茂夫の例。
 1941年生まれ、1957年、ハイフェッツに激賞され、留学先のアメリカで、環境悪化で精神不安定から多量の睡眠薬で自殺未遂。16才で「天才」の記憶スベテ失ったまま帰国、以後42年間「廃人」として父親の営む「薔薇園」の中で生き続ける。16才当時の演奏は、どれも海外一流ヴァイオリニストにヒケを取らない名演。16才までの演奏を集めたヴィデオやCDが編集され市場に。今、それをジックリ聴いてみれば、おそらく日本人ヴァイオリニストの最高。特に、田中園子の伴奏によるシューベルトの「Ave Maria」の素晴らしさ。ノッケの「Ave Maria」の「祈り」フレーズは、エルマンもハイフェッツも超えてるやんか。彼に「円熟期」は不要だったんちゃうか?