「イチャモンダイ情報」552019/02/03


「世界情報」

★中米3国、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスで、麻薬組織ともつながるギャング団「マラス」が横行、治安悪化、貧困化、殺人率もエルサルバドルでは、10万人に100人の高率、政府は無策、多くの国民が不法移民として米国に逃げ込んでいる。

★アイルランド:新法で中絶が合法化されたが、ローマ・カトリックの多い国柄、中絶には大きなプレッシャーが掛かり、女性の健康に大きな障害となっている。

★コンゴ:銅とコバルトのブームによる一部の富裕化にも拘らず、汚職とインチキ選挙で貧困化、一人当りの収入は世界最低。

★アメリカでは痺れるような寒気が襲う一方、オーストラリアの一部地域では旱魃が続き、生まれてから雨を見たことが無い幼稚園の児童も。さよ、地球の環境は崩れつつある。犯人はダレ?先進国と後進国の間のギャップちゃうか?

★タイ国首都、バンコック、大気汚染深刻。

★2019の大統領選挙に立候補予定のカマラ・ハリスに注目。1964年、ジャマイカ血統の父親とインド血統の母親の下に誕生。7才で両親離婚。現在カリフォルニアの民主党上院議員。カネモチに課税、ビンボー人に減税がモットー。本命か穴馬か?

★日本:別府温泉、ラグビー世界大会控えて、刺青客の入浴許可。



「イチャモン」

★ハッキリしないが、政府の「水行政」には不安が付きまとう。コンクリートのための沿岸海水採取や、地下水の汚染問題など、根本的な緊急対策必要ちゃうか?



「音楽懐古」

★「Haidoukus」なるジプシー・グループの演奏にハマっている。バルトークが丹念に採集研究したルーマニアのジプシー音楽。それを足掛かりに、1990年に結成されたルーマニアの小村を基盤とするジプシー音楽グループ。当時20代から70代の腕っこき奏者12人。西欧クラシック世界が引用した「チゴイネル・ワイゼン」など吹き飛ばすジプシー世界の活力。独特なサーカス的快速パッセージ。何遍も宣伝仕るが、危険な魅力溢れる演奏、オモロイオモロイ。是非ご試聴あれ。

「イチャモンダイ情報」562019/02/09


「世界情報」

★所謂ファイヴ・アイス(Five eyes)つまり米、英、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5ケ国による諜報連携網に、日本、ドイツ、フランスの3ケ国加えた「サイバー防衛」グループの形成。もちろん仮想敵国は「中国」

★この8ケ国の合計人口、7億3000万。中国は14億。半分やんか。連携して中国ファーウェイ(華為技術)のスパイ政策に対抗しようってか? ま、中国も内部勢力分裂混乱の極み。そこだけが付け目だが、さて?

★2020のアメリカ大統領候補、カマラ・ハリスについての続情報。インド系移民の母親は、乳癌研究で著名。ジャマイカ系移民の父親はスタンフォード大の経済学教授。離婚後、母親に育てられたが、今や民主党の星。あまりにも政治キャリアの無いトランプは、基盤である中西部の信用失い、ロシア疑惑もあって、2期連続はアブナイ。民主党でもヒラリー・クリントンの目は、全く無くなったんちゃうか?

★バカげた大カネモチを阻止するべき時では?「テクノ」が作り出す収入格差を規制するべき時では?ラジカルな左派の思想を支持する層が増えて来ている。

★中国:経済悪化から、給料未払いの労働者のプロテストが激化。習政府は「中国の夢」などと言ってる場合じゃない。取り締まり激化で対応するっきゃ無いんちゃうか?

★「新世界」の中で、アメリカの衰退はトマラナイ。もはやデモクラシー陣営の中心では無いのや。

★カナダは今や自由世界のモラル・リーダーじゃん。女性活動家を逮捕投獄したサウディに対し、一戦交えているじゃんか。さまざまな思惑からハッキリと物言えぬアメリカに代わって。と、これはコラムニスト、クリストフ君の指摘。



「イチャモン」

★日本:政治世界でも企業世界でも、「手抜き」「隠蔽」「遺憾表明」の連続。イチャモン付ける気もしないぜ。



「音楽展望」

★今回はチョイとお休み。

「イチャモンダイ情報」572019/02/11


「世界情報」(臨時休業)



「イチャモン」(臨時休業)



「音楽展望」

★えー、「HORROR VACUI」てのをご存じか?「空虚の恐怖」と訳される。もともと、絵画の始まりは、何も無いノッペラボーの「平面」はコワイので、そこにナニかギッシリ描き込むことでココロを落ち付かせるのだ、と言う説。これを「立体」に応用すれば、大砂漠のドまん中に「ピラミッド」をおっ立てることに繋がるワケ。

★で、もうヒトツの次元、茫漠たる「時間」を埋めるのが「音楽」だ、と言う説が登場する。たしかに、眠っていればとにかく、ナニも聞こえない時間はコワイ。早いハナシが、テレビ・ラジオ・ネット・スマホ、などから切り離されると、落ち着かなくなるのが現代のワレワレやろが。

★その不安を解消するために、ムカシの王侯貴族は、例えばモツアルトなどに作曲・演奏させていたのやねん。バッハになると、そこにチョイと「GOD」が介在したりして、心の平衡が複雑になってしまうが。いわゆる「西欧音楽」では、その曲の「主音」で終わることで、世界の「秩序」感も保障されるのや。

★王侯貴族に背を向けてテメエのために音楽書いたのがベートーヴェンなるご仁。この辺から、イロイロな作曲屋が勝手に時間を処理し始め、それが「作品」などど崇められるようになる。本末転倒やんか。交響曲、協奏曲、オペラ、など、もともとの趣旨が忘れられて、大袈裟なムダ花がケンランと咲き乱れることになるのだよ。

★そこでハナシ飛ぶ。1912年生まれのジョン・ケージなる作曲屋が、「4分33秒」を提出したのが1952年。「時間」を埋める音楽を聴きに来た聴衆に向かって、逆に、「無音」の4分33秒を突き付けたのやねん。オーケストラが控え、指揮者も登場。多少の身振り、手振りはあっても、「音」はビタ一文も鳴らず。しかし聴衆は大喝采、大当たりを取ったのだよ。ケージは長年の「音楽」の脱線を、見事に修正して見せたのだ。

★ワタクシメも、「音楽」を原点に戻したゲージに大賛成なのだが・・・
ハナシの続きは次号にて。

「イチャモンダイ情報」582019/02/14


「世界情報」

★「国無きジャーナリスト作家」と言う見出し。クルド系イラン人作家ブーチャニ(1983~)は、人権活動でオーストラリア政府のマヌス島キャンプに抑留中だったが、この度権威あるオーストラリアの文学賞を受けた。ノーベル平和賞受けた劉暁波(1955~2017)や、ノーベル文学賞受けたソルジェニーツイン(1918~2008)の例が想い出される。今回の受賞が政府の移民政策を変えることになるか?

★香港:不法アニマル売買の世界的要所。今回は中国南部森林地帯から、アリクイに似た「センザンコウ」なる有鱗哺乳類。薬用にもなる。闇市は規制困難。



「イチャモン」

★「キャッシュレス」の時代だと?対面売買の費用・手間が省けるだと?ナニが失われるのか考えてみろや。「会話」が無くなり「記録」だけが残る。ゼニ勘定の駆け引きの妙味が無くなり、ニンゲンが壊れて行く。共通の敵は「テクノ」だとハッキリ認識せや。



「音楽展望」

★西欧の音楽シーンで、「指揮者」ほどアホらしいものは無い。黒づくめでステージに乗っかってるオーケストラのメンバーが、それぞれ異なる生活、異なる音楽キャリアを持つが故に、それを一定の方向にまとめるのが役目だが、高い指揮台に立つと、なぜか支配者、権力者に変貌する。それをまた、称賛する手合いによって、数々のマンガチックなIDOL(偶像)が誕生するのやねん。

★そのイミでは、DUO、TRIO、QUARTETなど、室内楽の世界では、互いの連携・切磋琢磨によって、それぞれの習性、感情、技術などをヒトツの表現に収斂させて行くデモクラチックな?「場」が形成される。それが、プロとしての衿持やろが。

★ところがここに。生活自体、習性も感情も技術も、全く一体化した集団が存在してる。それが「Haidouks」と呼ばれるバルカン・ジプシーの一族。それぞれの服装した全員が、同じ息遣い、同じ指遣い、同じストレットで、自在にテンポアップし、自在に転調する。「指揮者」など全く不要。彼らにとっては、音楽は「職業」ではなく「暮らし」そのもの。おそらく中世から各地でエンエンと重ねられ、堆積したジプシーのイノチがバクハツしてるのや。殆ど宗教。

★いやいや、ここでワタクシメの、「音楽は時間の空虚を埋めるため」と言う「Horror Vacui」根源説はモロクも崩壊。ジプシーの音楽には「時間の空虚感」など介在しないのや。興味ある方は是非「Taraf de Haidouks」をネットでご試聴あれ。納得されると思う。このハナシ、この辺で一応チョン。

「イチャモンダイ情報」592019/02/16


「世界情報」

★インドネシア:政治はイスラムが支配。4月の選挙もイスラミストの勝利確定的。人口2億6400万人。イスラムが87%。少数民族へのサベツ・暴力が日常化。ヨースルニ、宗教が政治の上に乗つかってるのや。



「イチャモン」

★同性結婚を邪魔する憲法だと?「結婚」はやはり異性間の結合やろが。同性の場合は何か他のコトバ探せや。一番のモンダイは財産の継承権やろが。「排他的同棲関係者」とでもしたら?しかし、人口激減の日本にとっては、これはヒジョーに危険な現象やんか。堺屋太一サンがシンパイしてはった通り、アっと言う間に、日本は3等国に転落するんちゃうか?

★イロイロな社会現象をコンガラせている理由のヒトツは「コトバ」の混乱や。「DV」を一様に「家庭内暴力」と訳してノホホンとしてる。「妻」に対する暴力はオトナ同士のカンケイだが、「子供」に対する暴力は「躾」だったり、親自身の子供時代のトラウマからの性格破綻だったり、ハッキリしない。そこへまた、「児童虐待」なんてコトバが混入して来ると、実態がますます掴めなくなるのや。すこし「コトバ」を整理してんか?



「音楽展望」

★いわゆる西欧エスタブリッシュ音楽と、ジプシー音楽との、もうヒトツの違いに気がついた。西欧の演奏者には、必ず「美しさ」「透明さ」への指向がある。それが、ある種の「客観性」を保障している。ジプシーの演奏には、そんなもの全く無い。全員で、ナニかに「ノメリ」込んでいるのやねん。

★西欧音楽内部には、イロイロな「出会い」がある。例えば、裕福なユダヤ系の作曲家、メンデルスゾーン(1809~1847)が20才の時、バッハ(1685~1750)の「マタイ受難曲」の価値に気がついて、監督として公開演奏しなければ、バッハは歴史から消えていたかも知れない。メンデルスゾーンは、38才で死去してるのだから、ギリギリだったのや。

★フランスのラヴェルと。アメリカのガーシュインの出会いもオモロイ。ラヴェルは1928年、アメリカで自作品の演奏会を開く。1924年に「ラプソディー・イン・ブルー」を作っていたガーシュインと会う。ガーシュインが教えを乞うと、「一流のガーシュイン」が「二流のラヴェル」になることは無いじゃんか、と。これは有名なハナシ。そしてラヴェルは、1931年に漸く完成した「ピアノ協奏曲・inG」の第1楽章のテーマに、「ブルーノート」を巧みに取り入れている。これは大受けしたが、ラヴェルは1926年頃から「緩徐進行性失語症」を患っていて、1928年の「ボレロ」以降、楽譜を書くのが難しくなっていたのや。で、1937年、開頭手術を受けたが、1週間後に62才で死去。同じく1937年、ガーシュインも脳腫瘍のため、39才で死去。合掌。