「宮古災害ラジオ局」2011/03/30 15:09

えー、地震とツナミは自然災害だが、原発災害には人災的要素が濃い。東電は原子炉安全のシステムだけでなく、経営陣システムも脆弱であることがミエミエになった。で、それはそれとして、もうヒトツのモンダイが、ケイタイ、インタネットと言ったハイテク機器も、非常時に対応出来ないことがミエミエになったこと。その辺のところを、NYタイムズのファックラー君が、宮古の「ローテク対応」を拾ってレポートしてる。ご紹介致す。

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「ヘラ鳥ウォッチング」

「JAPAN CATASTROPHE SHOWS CRACK IN MODERN COMMUNICATIONS」(03/29)

「宮古災害ラジオ局」 マーチン・ファックラー

(日本・宮古発)

17才の高校生、RYO ORUIは、両親の安否や災害の状況をケイタイでは確かめられないのを知り、自転車で走り回った。

激しい災害を受けた地方の市庁は、緊急情報を伝えるのに、ムカシの方法、ラジオ・新聞、そしてニンゲン・メッセンジャーに頼るっきゃ無かった。次のツナミの警報を伝えるのに、300ケの屋外ラウドスピーカーとサイレンに頼るっきゃ無かったのや。これは、第二次世界大戦以降、初めてのことやねん。

7メートルを超えるツナミが道路と電気を破壊した結果、広い範囲に散らばった生存者にとっては、ラジオが最も信用できる手段になったのや。

地震から1週間後、とある住民のグループが、市当局から許可を得て、小さな緊急ラジオ放送局「宮古災害FM」を立ち上げ、農協ビルの空き部屋で先週火曜日(22日)から放送を始めたのや。設備は小さな1本のマイクとテーブルと、15キロ以内に届く送信機。

大きな放送局が国のニュースを伝える中、「宮古災害FM」創立者橋本ヒサオは、ローカル情報の必要性を満たした。店が開いているかどうか、品物があるかどうか、そして第一に、家族や友人の安否の情報。

こうした災害時、リアルタイムの情報を得るにはラジオがベスト、と言う橋本サンは、56才の雑誌編集者、以前からラジオ局を始めることを夢見ていたと言う。「必要なのは、レシーバーとバッテリーだけ、或いはカー・ラジオさ」

「コミュニティが、アタシたちをどれほど必要としているか分かったの」と言うのは34才の会社員、木村アヤコさん。ラジオのチーフ・パーソナリティをコナす中に、たちまちこの地方のセレブになったのや。

ツナミを生き残り、掘っ立て小屋で、自分たちのミニ新聞を印刷している人も居てはる。宮古の小学校避難所で働く市職員の前川カツトシさんは、勤務時間外に、1ぺージのニュースレター、「SOKEI COMMUNITY DAILY」を発行している。避難所内外の出来事を避難所の人たちに報道しているのや。

「新聞は直ぐ読めるし、回し読みもできるやろ」前川さんは言う。

前述の高校生オールイ君も、2週間インタネット切られて初めて、なんて新しいテクノロジーに頼り切っていたか、それはなんて簡単に崩れてしまうものかを認識したと言う。

「ケイタイとインタネットが最初にダメになったの」17才の高校生イトバタ・エリさんは言う。彼女はヴォランティアで「宮古災害ラジオ」に協力している。「ホントにロー・テクって有り難いじゃん」

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ウム。悲惨な現状レポートが多い中で、ファックラー君は、前向きの小さなココロミを、拾い出した。目配りの良いガイジンやんか。

コメント

_ Shan ― 2011/03/30 17:20

こんにちは。

「みやこ災害FM」は午前9時30分~午後1時、午後2時~午後4時の
放送で、周波数はFMの77.4MHzです。
地域の情報を流してくれていますし、こんな情報が欲しいと
言うリクエストにも出来る限り応えてくれています。

このコミュニティFMの本来の目的は国民体育大会に向けて
居た様ですが、3月11日の東北地方太平洋沖地震に
伴う大津波によって大災害を被った事で急遽放送を
開始したようです。

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